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Vol.101:古今東西の英雄が集結! ブラウザシミュレーション『時空覇王伝』


Vol.101:古今東西の英雄が集結!  ブラウザシミュレーション『時空覇王伝』



by 小松ヌンチャク 2012年9月14日

 


ASJが運営するブラウザシミュレーション『時空覇王伝』をご紹介します。本作の特徴は、Webブラウザで遊べるお手軽さと、本格的な戦略性を備えたゲームシステム。さらに人気イラストレーターによる英雄カードや、プレイヤー同士の大規模戦闘"時空戦"など、多彩な魅力が用意されています。そんな『時空覇王伝』は9月4日に正式サービスされたばかり。ゲーム序盤のレポートをお贈りします。


 『時空覇王伝』は、"暗黒卿"によって支配された"時空帝国"を舞台。世界の混乱に、10人の英雄が立ち上がる。プレイヤーは、英雄のひとりに仕える豪族となり、時空帝国の覇権を目指す。ゲーム開始時には、10人の英雄から仕える主君を選んで始める。ちなみに筆者が選んだのは青の時空を統べる"チンギスハン"。このように、歴史上の偉人が登場するのが本作の特徴なのだ。  ゲームでは、自軍のユニットとなる"英雄カード"を使って戦いを繰り広げていく。カードに登場する英雄は、古代ローマから三国志、幕末、神話など、古今東西の偉人や英雄たち。これまで歴史モノのシミュレーションゲームがひとつの時代を舞台に、"歴史if"を楽しむ体裁だったのに対し、本作は時空を超えて誰もが知っている偉人・英雄が一同に介する、イイトコ取りの設定がポイント。例えばチンギスハンが率いる部隊に、諸葛亮孔明、柴田勝家、ナイチンゲール、モーツァルト、ハンニバルがいる、といった、本作だから可能なオールスター布陣が可能なのだ。  これらの英雄カードを手がけるのは、ライトノベルやアニメーション業界などで活躍する、総勢120名の人気イラストレーターたち。個性豊かな250枚もの英雄カードが用意されている。それぞれに思い入れのある年代や地域、お気に入りのイラストレーターなど、コンプリート欲求をかきたてる英雄カードが盛りだくさんだぞ。


 コレクション要素高し! 総勢120名の人気イラストレーターによる英雄カード

『時空覇王伝』は、"暗黒卿"によって支配された"時空帝国"を舞台。世界の混乱に、10人の英雄が立ち上がる。プレイヤーは、英雄のひとりに仕える豪族となり、時空帝国の覇権を目指す。ゲーム開始時には、10人の英雄から仕える主君を選んで始める。ちなみに筆者が選んだのは青の時空を統べる"チンギスハン"。このように、歴史上の偉人が登場するのが本作の特徴なのだ。
ゲームでは、自軍のユニットとなる"英雄カード"を使って戦いを繰り広げていく。カードに登場する英雄は、古代ローマから三国志、幕末、神話など、古今東西の偉人や英雄たち。これまで歴史モノのシミュレーションゲームがひとつの時代を舞台に、"歴史if"を楽しむ体裁だったのに対し、本作は時空を超えて誰もが知っている偉人・英雄が一同に介する、イイトコ取りの設定がポイント。例えばチンギスハンが率いる部隊に、諸葛亮孔明、柴田勝家、ナイチンゲール、モーツァルト、ハンニバルがいる、といった、本作だから可能なオールスター布陣が可能なのだ。
これらの英雄カードを手がけるのは、ライトノベルやアニメーション業界などで活躍する、総勢120名の人気イラストレーターたち。個性豊かな250枚もの英雄カードが用意されている。それぞれに思い入れのある年代や地域、お気に入りのイラストレーターなど、コンプリート欲求をかきたてる英雄カードが盛りだくさんだぞ。


 

古今東西の偉人や歴史上のヒーローが一同に介する!


ゲーム開始時に、仕える英雄とナビゲートNPC、英雄カードを1枚選べる。


まずは富国強兵! 戦略性に富んだ内政と戦闘システム

ゲーム序盤は、内政で拠点を発展させることが先決。拠点の敷地に、食材所や鉄工所など、資材を調達するための施設を建設していく。各施設の建設順や役割などは、チュートリアルで指示内容をこなしていくことで理解できる。達成時に得られる報酬が大きいので、チュートリアル後のクエストも積極的に受けていこう。内政の基本は、資材調達量を増やして生産力を上げ、兵舎や各種育成所を建てて兵力を増産すること。さらに内務省や軍事省などサポート施設で補正ボーナスを得るなど、着実に基盤を整えていくことがポイントだ。
クエストの報酬などでゲーム内通貨"G(ゴールド)"が貯まったら、召喚によって"英雄カード"を追加できる。英雄の召喚には、4つのランクがあり、上のランクほど必要な通貨や額が上がっていく。その分、レアな英雄カードが出る確率が高いのだ。とはいえ、ランダムに出現する召喚時は手に汗握る瞬間。より強い英雄を召喚して、強力な陣営に育てていこう。
英雄カードには、武器や防具アイテムを装備させてステータスを補正することが可能。アイテムは、錬金術工房で"オーブ"を素材にして作成できる。アイテムはオーブの組み合わせによって作れる種別が変化していく。希少価値の高いオーブを使えば、強力なアイテムも生産できるぞ。また、作成したアイテムは強化も可能。お気に入りのアイテムを強化して育てられるのだ。ちなみに素材となるオーブは、フィールドでの戦闘やクエスト報酬で得られるぞ。

↑ゲームの基本的な進め方はチュートリアルで学べる。

左:ゲームの基本的な進め方はチュートリアルで学べる。
右:開始当初の拠点の敷地は更地状態。施設を建てて国力を増強していく。

左:開始当初の拠点の敷地は更地状態。施設を建てて国力を増強していく。
右:内務省に英雄を配置すると、生産&育成スピードにボーナスが付く。

左:剣兵育成所。基本の兵科ユニットである剣兵を生産可能。
右:英雄カードの召喚は、ランクが上がるほどレア獲得確率が高くなる。

左:召喚は手に汗握る瞬間。序盤で孟獲がカブった! これも運。
右:錬金術工房では、オーブを素材に装備アイテムを生産・強化できる。




"陣形"をフィーチャーした奥深い戦闘システム

自国領内のフィールドには、鉱山や砦、城などのオブジェクトがある。これらには暗黒卿の手下や"ワーム"が巣食っていて、自軍の軍団を率いて戦闘に勝利すると、経験値のほかに戦利品としてオーブや装備品、各種資材を得られる。ちなみに自国領内のフィールドなので、対象の土地を勝ち取る、ということではなく、経験値と戦利品を得られる場所として存在する。同じ場所を何度でも挑めるので、英雄カードの育成に役立てられる。ちなみにフィールドにはそれぞれレベルが設定されており、高レベルになるほど手強いので、相応の兵力で臨む必要があるぞ。
自軍の兵力となる軍団の編成は、まず手持ちの英雄カードから大将と副将、一般将兵を設定する。ここで大事なのが大将に据える英雄カードの存在。多くの英雄カードには、スキルとしてそれぞれの"陣形"を持っていて(陣形スキルを持たない英雄カードもある)、大将の陣形が、その軍全体の陣形として採用される仕組み。この陣形こそ、戦闘の勝敗を左右する大きな特徴のひとつなのだ。本作に用意されている陣形は、"魚鱗"や"鶴翼"、"雁行"など全11種類あり、それぞれに苦手、拮抗、得意とする陣形が設定されている。自軍と相対する軍団の陣形との組み合わせによって、勝敗が大きく左右されるのだ。また、軍団は英雄のステータスと兵士数、装備アイテムによって総合兵力が決まる仕組み。相手との兵力差と陣形の相性など、軍の編成次第で戦略性の高い駆け引きが『時空覇王伝』の戦闘の醍醐味なのだ。


左:領地内のフィールドには、鉱山や砦などのオブジェクトがある。
右:任意のエリアに進軍し、勝利すると経験値と戦利品が得られる。

左:編成画面。大将に据えるカードで陣形が決まる。ここでは徳川慶喜の方円陣形。
右:陣形には前衛、中衛、後衛があり、配置兵科の種別によっても効果が異なる。

兵力が拮抗していても、陣形で敗北するシーンもある。

 

6日周期で訪れるクライマックス! プレイヤー同士の大規模戦闘"時空戦"

10英雄のうち、自分が属する時空を勝利に導くため、他の時空のプレイヤーと大規模戦闘を展開するのが"時空戦"だ。本作のゲームの流れは、平時(3日)→時空戦準備期間(1日)→時空戦(2日)の6日間をひとつの周期として進んでいく。平時では主に内政で国力を高め、準備期間で戦場となるマップに自軍を配置したり、各種施設を建てて時空戦本番に臨むのだ。
準備期間に入ると対戦相手の時空が決定され、時空戦への参加受付がスタートする。ちなみに時空戦自体はひとりでも参戦できるが、ギルドのような存在である"連合"に入っていれば、同じ連合に属するプレイヤー同士で"連合軍"を組めたり、連携して戦いを進められるのでメリットも大きい。時空戦の勝敗を決めるポイントも得られやすいのでオススメだぞ。
準備期間中は本番に向けての戦略フェイズでもある。自軍拠点の周囲に"地雷原"や"落とし穴"などの防御施設を配することで、攻め込んでくる敵軍の出鼻をくじくことも可能。これらの施設は、相手陣営からは視認できない仕様だが、特定の英雄カードが持つ"偵察"スキルで確認できるようになる。また、通常では移動できない川や山などの障害物も、特定のスキルで移動可能になるため、使い方次第で相手の裏をかくルートで侵攻可能。敵軍の侵攻ルートを予想して建てる防御施設や、英雄の持つスキルだけでも多彩な戦術を立てられる。このように戦力差で劣勢でも、策をもって相手を翻弄したり、先に紹介した陣形の相性などで戦局をひっくり返す戦略性の高さが、本作の醍醐味なのだ。
時空戦の勝敗は、双方の"戦果"ポイントによって決する。戦果を得る方法は、敵軍施設の破壊、敵軍兵士の撃破、敵軍の攻撃を防御する、の3パターン。より多くの戦果を持つ時空が勝利となる。さらに時空戦の長期サイクルは、6ヵ月間。期間中、時空戦勝利数がもっとも多い時空こそが、10英雄のうちでトップになれるのだ。自分が属する時空と主たる英雄の覇業のため、度重なる時空戦で常勝を目指そう!

時空戦の準備期間前に対戦する相手勢力が発表される。

左:準備期間に時空戦マップに拠点となる"本営"や防御施設を建てていく。
右:本営の周囲に地雷原や落とし穴などの防御施設を設営。

左:戦場となる時空戦マップ全景。広大なため、4エリアに分かれている。
右:本営から前線へ、ワープゲートを通じて進軍する。

左:前線には敵味方の要塞がひしめいている。
右:進軍先エリアにいるワームを駆逐し、前線に要塞を建てよう。

 

「ブラウザーゲームは良くも悪しくも"カジュアル"」というイメージがあると思いますが、本作序盤をプレイした限りでは、戦略部分においてかなり骨太な印象でした。また、古今東西、史実・創作上の偉人やヒーローが時代を超えて結集する、という良いとこ取りの英雄カードも大きな魅力。プレイヤーの思い入れ次第でいろんなプレイスタイルが楽しめそうです。そんな『時空覇王伝』では、ゲーム序盤で英雄カードを召喚可能な"特別召喚券"や装備アイテムをもらえる「スタートダッシュキャンペーン」を開催中。開催期間は9月30日までなので、これから始める人でも十分間に合います。時空を超えた戦いに、ぜひ参戦しましょう!

 


<時空覇王伝 公式サイト>



ライター経歴

小松ヌンチャク

小松ヌンチャク

1976 年長野県生まれ。アスキー、エンターブレインより刊行されていたパソコン誌『テックウィン』編集部に在籍した後、フリーランスとなる。現在プレイしている MMORPGは『大航海時代 Online』と『World of Warcraft』。どちらもサービス開始初期から遊んでるのに、まったくキャラが育たないのはどういうことか悩み中。

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