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Vol.99:北欧神話をモチーフにしたMMORPG『LEGEND of VALHALLA』

オンラインゲーマーさん、いらっしゃ〜い!Vol.99:北欧神話をモチーフにしたMMORPG『LEGEND of VALHALLA』

 


by 小松ヌンチャク 2011年10月20日

 

今回はUSERJOY JAPANの運営するMMORPG『LEGEND of VALHALLA(以下、LoV)』をご紹介します。LoVは7月29日に正式サービスが開始されたファンジーMMORPG。ヴァルハラは、優れた戦士のみが死後に導かれるという北欧神話で描かれた世界です。主人公はヴァルハラで目覚めた戦士となり、光と闇の女神の戦いに身を投じることになります。LoVはファンタジーMMORPGというジャンルでも、北欧神話をベースにした重厚なストーリーと「戦霊」召還という独自のゲームシステムがポイント。さらに登場キャラクターは美麗に描き込まれ、主要NPC音声に斎藤 千和さん、羽多野 渉さん、後藤 沙緒里さん、三木 眞一郎さんなど、そうそうたる面々の声優さんが担当しているのも見逃せません。本記事では、そんなLoVの序盤部分をレポートしていきます。

 

 

 

プレイスタイルに合わせて決める職業と"フォーム"

本作には職業と"フォーム"の概念がある。職業はパワーと体力に優れたファイター、知力と精神力のマジシャン、機敏さと命中力に優れたシーフ、生存術やアイテム売買が得意なトラベラーの4種類。それぞれに職業ボーナスとして特定ステータスの上昇やスキルを習得でき、転職によって3次職までの上位職が用意されている。ちなみにゲーム開始時のプレイヤーの職業は、初期職業であるアプレンティス。まずはレベル10の一次職転職を目指そう。フォームは、職業とは別に設定可能な戦闘スタイル。片手武器と盾を使える"アタック"、後方から魔法で攻撃&支援する"マジック"、弓矢で狙撃する"シュート"、肉弾戦を主体にした"ストライク"の4フォームがある。さらにレベル30になるとセカンドフォームが設定でき、任意に切り替えながら戦えるのだ。つまり、ファイターでありながらマジックフォームに変えて魔法戦士のようなプレイや、マジシャンでガシガシ近接戦闘を展開…など、プレイスタイルによっていろんな戦い方ができる。

 

  

▲フォームはアタックを選択。                                                             ▲"ソニックスラッシュ"は、直線上の複数ターゲットを攻撃できる。

  

▲"レブルエッジ"は、素早い斬撃で単一ターゲットに大ダメージを与える。      ▲一定時間、ステータスを大幅強化する"神化"。ピンチ時に活用したい。

 

英雄の魂を召還して共闘できる"戦霊"システム

LoV最大の特徴は、かつて活躍した英雄たちの魂を召還して共に戦う「戦霊」システム。優れた戦士の魂のみが集うヴァルハラで目覚めたプレイヤーは、同じくヴァルハラに召された者たちを仲間として召還できる能力を持つ。初期に選択できる戦霊は防御力に秀でた"ガーディアン"、治癒を得意とする"ヒーラー"、弓矢で後方支援する"アーチャー"、近接攻撃に特化した"バサラ"、敏捷さに優れた"ローグ"、遠距離魔法を駆使する"メイジ"の6種類。このほかにも特定ネームを冠した戦霊が存在し、レベルに応じて最大5人まで召還できる。
召還した戦霊はプレイヤーを含めた陣形を設定でき、陣形によってボーナスステータスを得られる。戦霊はプレイヤーと共闘することでレベルが上がり、戦霊同士の融合によって強化したり、上位職への転職も可能。戦うたびにパートナーとして成長していくのだ。ちなみに筆者のプレイヤーキャラはファイターを選択、戦霊には後方支援でメイジを選んだ近接と遠距離の攻撃バランス型の構成。スタイルによってアタッカー&ヒーラーや、遠距離・近距離攻撃特化など、さらにフォームの要素も加味すると幅広い組み合わせが用意されている。この辺りも自由度の高い遊び方ができそうだ。

 

  

▲戦霊メイジは強力な魔法攻撃でプレイヤーを支援する。                ▲戦霊も共に戦うことで成長していく。

  

▲召還した戦霊とプレイヤーで陣形を設定可能。                       ▲フィールドで出会う、戦霊と共に戦うプレイヤーたち。

 

序盤はクエスト主体で育成しよう

チュートリアルが終わると"港都アスターク"に転送される。アスタークには、いたるところにクエストを持ったNPCがいるので、彼らのクエストを達成することに注力しよう。序盤はクエスト達成で得られる経験値が多いので、フィールドでモンスターを狩り続けるよりも効率良く育成可能。プレイ開始時にもらえる経験値ブーストアイテムと併用すると、さらに育成スピードを上げられる。レベル10までは苦労もなく到達できるはずだ。
レベル10になると一次転職が可能になる。プレイヤーの拠点"ユグドラシル"で初期職アプレンティスから任意の専門職を選ぼう。この後もレベルを上げていくと二次、三次転職でより専門技能に特化したキャラ育成が可能にある。一次転職を行なえる頃には活動フィールドも広がり、クエスト経験値だけではキャラ育成も徐々に厳しくなってくる。ほかのプレイヤーとパーティーを組んでインスタンスダンジョンへのチャレンジや、1日1回受けられる毎日クエストなどを活用していくと良いだろう。

 

  

▲"港町アスターク"マップ。各ポイントにいるNPCから話を聞こう。           ▲頭上の"!"マークが表示されたNPCがクエストを持っている。

  

▲女神"ユイファ"からは一定時間ステータス支援を受けられる。            ▲レベル10になると"ユグドラシル"で一次転職が可能に。

 

LoV序盤をプレイしてみて特徴的だったのが、やはり戦霊との共闘です。常に一緒に行動しているので愛着が沸き、より強く育てたくなります。また、レベルを上げて多くの戦霊と共に繰り広げる集団戦闘も気になります。メインのキャラ育成のほかにも、アイテム生産活動や神界戦争での対人戦など、遊び込める要素もたくさん用意されています。さらに、LoVではつい先日、大型アップデートが実装され、レベルキャップ引き上げや新フォーム、職業が3次職まで開放など、多彩な新要素も追加されています。この機会に未プレイの読者さんもチャレンジしてみましょう!

 

  

▲フィールドで資源採集にいそしむプレイヤーたち。                    ▲生産で強力なアイテムを作成することも可能。

 

  特設サイトでは大型アップデートの情報が公開中。

 

 

 

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ライター経歴

小松ヌンチャク

小松ヌンチャク

1976 年長野県生まれ。アスキー、エンターブレインより刊行されていたパソコン誌『テックウィン』編集部に在籍した後、フリーランスとなる。現在プレイしている MMORPGは『大航海時代 Online』と『World of Warcraft』。どちらもサービス開始初期から遊んでるのに、まったくキャラが育たないのはどういうことか悩み中。

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