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Vol.43:魅せろ”紙技”! 中毒必至のオモシロFPS『PaperMan』

Vol.43:魅せろ"紙技"! 中毒必至のオモシロFPS『PaperMan』

2008年3月21日(金)

by 小松ヌンチャク

PaperMan

今回は、3月13日にオープンβテストが始まったばかりの『PaperMan』をご紹介しまっす。『PaperMan』は、サイカンゲームズが運営するFPS(一人称視点で敵を撃ちまくるシューティング)。最大の特徴は、プレイヤーキャラが全員"紙"でできている紙キャラクターという点。FPSというと、ミリタリー系のゲームが多い印象があるけど、ペラペラの紙キャラクター同士が撃ち合う本作はコミカルでカジュアルな見た目がウリです。さらに紙ならではの戦略や特徴が活かされたゲーム設計も秀逸で、奥深い遊び方が用意されている点にも注目。FPSは対戦のプレイ時間が短いため、気軽に楽しめるのもうれしいトコロ。一方、何度でも参戦したくなるような中毒性を秘めているので、深くガッツリハマれちゃいます。実のところ、FPSはヌンチャクの苦手ジャンル。なぜならヘタで勝てないから(泣)。でもヘタレプレイヤーなりに『PaperMan』には夢中になってしまいました。そんな魅力があるタイトルなんです!


まずは会員登録から

『PaperMan』を遊ぶためには、まず公式サイトから会員登録を行なおう。会員になったら、同じく公式サイトからクライアントプログラムをダウンロード&インストール。クライアントがうまく起動できないひとは、"ペーパーマンActiveX"と"DirectX 9.0c"も導入してみよう。クライアントを立ち上げると、自分の分身である紙キャラを作る。最初に選べるキャラは4種類。いずれも能力的な特徴はなく、性別と見た目が異なるだけなので、お好みで決めてしまおう。ちなみに今後のアップデートで新たなキャラも待機中だぞ。

PaperMan

▲"ハヤテ"。サバイバルゲームが得意な16歳の少年だ。

PaperMan

▲"ティナ"。サバイバルゲーム専門誌の若手記者。

PaperMan

▲"ガイ"。鋭い眼差しが特徴のオオカミキャラだ。

PaperMan

▲"テリシア"。キュートな見た目のネコキャラ。

PaperMan

▲ヌンチャクはオオカミの"ガイ"にしてみた。


さっそく参戦! ロビー画面からエントリーすべし

紙キャラを作ったらプレイするゲームサーバーを選ぼう。『PaperMan』では、3つのゲームサーバーが用意されている。プレイヤーが多い時間に混雑しやすいのは1サーバーなので、満員の場合は2か3に入ろう。サーバーを選ぶとロビー画面に移動する。ロビーでは、すでにたくさんのルームができているハズ。"play"状態のルームは対戦中、"wait"状態はエントリー受付中のルームだ。wait状態のルームから任意のものを選んでエントリーしよう。ちなみに"今すぐプレイ"ボタンをクリックすると、wait状態のルームを自動で探して入ってくれるぞ。また、ロビーでは、初心者向けに基本情報を解説した"ペーパーマン講座"を見られる。イラスト主体の解説ページなので、楽しく基本を学べてオススメだ。

ヌンチャクが最初に入ったルームは、16人対戦の"スチールモード"。敵陣地にある染料を規定数自陣に持ち帰るモードだ。さっそく突撃すると、スタート地点からさほど離れていない場所で敵プレイヤーと鉢合わせ。中距離の撃ち合いになったと思ったら、あっという間に撃ち負けてしまった。どうやら"ヘッドショット"を決められたらしい。本作ではキャラの部位によって弱点が設定されている。頭部を撃ち抜かれると即死しまうのだ。頭部のほかに身体の中心は"ハートブレイク"、急所は"クリティカルショット"といった感じで、撃たれる場所によってすぐに勝敗が決してしまうのだ。つまり、初エントリーにして粋な洗礼を受けた感じ(笑)。スチールモードでは、撃たれて死んでも一定時間後に生き返って戦線復帰できる。気を取り直して再チャレンジしてみるものの、染料のあるポイントまで行き着くまでに返り討ちに遭ってしまう。銃撃戦になると、ほぼ撃ち負けてしまうのだ。いくら初めてでも死に過ぎだ……。と思っていたら、撃ち合いの際の相手の動きに特徴があることに気づいた。常に動きながら相手を攻撃するのはFPSの基本だけど、『PaperMan』では、さらに標的から横を向いた状態で弾を避けられるのだ。本作のキャラは"紙"なので横から見るとペラペラ。この特性を活かして弾をかわし、チャンスを見て攻撃する。

本作ならではの戦い方に気づいた頃にはもうゲームも終盤。最後の方でようやくひとり、相手を倒せた。序盤は単身で突っ込んで撃たれまくっていたけど、チームメンバーとの連携も重要。ひとりよりふたりの方が生存率もグッと上がる。マップでも待ち伏せしやすいポイントや、見通しの良いところがある。うまく使えば戦果を上げやすそうだった。残念ながら我がチームは負けてしまったけど、懲りることなく次のゲームが楽しみになったぞ。初参戦の印象は、思ったより動作が軽快で快適。"紙"ならではの薄さを活かした戦略が目からウロコだった。

PaperMan

▲ロビーでは多数のルームで対戦が繰り広げられている。

PaperMan

▲ゲームルーム。最大16人までエントリーできるのだ。

PaperMan

▲死亡すると穴だらけになってペラペラと床に落ちる。無情な瞬間(泣)。

PaperMan

▲"ペーパーマン講座"。コミック風に解説されているぞ。


5種類のゲームモードを搭載! モードごとに戦略は異なるぞ

本作では、多彩なゲームモードが用意されている。モードごとに戦略が異なるので、何度でも楽しめる奥深さがあるぞ。ちなみによく遊ばれているのは"チームサバイバル"モード。個人のプレイヤースキルも大事だけど、チーム同士で戦うモードではメンバーとの協力が必須だ。何度も遊んでいくと、効果的な戦い方が見えてくるハズ。特にチームプレイでは、プレイヤーごとに先陣に加わったり、サポートに回るなど役割が生まれてくる。自分のプレイスタイルに合わせた役割に徹すれば戦果も上がるぞ。

PaperMan

個人サバイバル
▲自分以外の全プレイヤーは敵のバトルロイヤル。制限時間内に規定数の敵を倒すのが勝利条件だ。個人のプレイヤースキルだけが頼りだぞ。

PaperMan

チームサバイバル
▲2チームに分かれて、相手チームより先に規定数の敵を倒せば勝利。対戦中は倒されても生き返れる。連携プレイでボディカウントを増やそう

PaperMan

チームデスマッチ
▲チーム戦で、相手チームを全滅させるモード。一定ラウンド数を取れば勝利となる。倒されると、ラウンド中は生き返れないぞ。

PaperMan

スチールモード
▲双方の陣営にある染料を奪い合うモード。チーム内では染料奪取組と防衛組に別れて戦う。染料を取って持ち帰る間はキャラの色が変化するのだ。

PaperMan

爆弾ミッション
▲爆弾設置側と解除側に分かれて戦うモード。設置側は、指定場所に爆弾を仕掛けて爆発させれば勝利、解除側は設置された爆弾を解除すれば勝利となる。


アイテムや武器を購入して見た目と戦い方を強化しよう

対戦を楽しんでいると、一緒にプレイしている紙キャラたちのバリエーション豊かな外観がうらやましくなってきた。というワケで、ヌンチャクもショップでアイテムを買いそろえることにした。"PG"は、『PaperMan』で流通している通貨。紙キャラは初期状態で10000PGを持っている。また、PGはゲームプレイを通じて報酬としてもらえるほか、ログインするごとに1日につき、1500PGが加算される。

ショップではアバターアイテムと武器を購入できる。アバターアイテムでは、紙キャラを始め、ヘアスタイルや衣装、アクセサリーなどを用意。低価格のアイテムもあるので、作ったばかりのキャラでも全身コーディネイトが可能だ。見た目のオシャレが済んだら次は武器だ。メイン武器、サブ武器、近接武器、投擲武器の4ジャンルから選べる。『PaperMan』に登場する武器は、実在のいろんなタイプを用意。メイン武器を例に挙げると、サブマシンガンやショットガン、スナイパーライフルなど、近距離から遠距離までカバーできる。ショップで売っている武器は、基本的に使用期間が設定されているので注意しよう。強力な武器でガンガン敵を倒して報酬を稼ぎ、いろんな装備を試すべし!

PaperMan

▲アバターアイテムは、試着しながらアイテムを選べる。

PaperMan

▲装弾数が魅力の"P90"を購入。380PGで24時間使用できる。

PaperMan

▲購入した武器は、"マイキャラクター"画面で装備しておこう。

PaperMan

▲P90は一度にたくさん撃てて便利。近距離で撃ちまくれ!

PaperMan

▲スナイパーライフル"L96A1"。右クリックでスコープモードになる。

PaperMan

▲投擲武器"ファイアーボム"を使われた状態。自分が紙なので燃えてしまうぞ。


まだまだ面白くなる『PaperMan』に注目〜!

オープンβテストが始まったばかりの『PaperMan』は、追加要素が盛りだくさん。新しい紙キャラや新武器、新アイテムも続々登場予定です。また、紙キャラの声を人気声優さんが担当していたり、GMとの対戦や限定アイテムが手に入るイベントも開催中。未プレイの人は、今のうちに『PaperMan』のアツイ銃撃戦を体感してみましょう!

PaperMan

▲公式サイトではFlashのシューティングも遊べる。シンプルにハマるぞ。

小松ヌンチャク





ライター経歴

小松ヌンチャク

小松ヌンチャク

1976 年長野県生まれ。アスキー、エンターブレインより刊行されていたパソコン誌『テックウィン』編集部に在籍した後、フリーランスとなる。現在プレイしている MMORPGは『大航海時代 Online』と『World of Warcraft』。どちらもサービス開始初期から遊んでるのに、まったくキャラが育たないのはどういうことか悩み中。

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