ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
- Game is not Over -
ステージ119:行ってきました! サロン・ド・サルガク
みなさん、猿楽庁って会社知ってますか? 猿楽庁とは、ゲームメーカーから依頼された発売まえの作品をプレイして、プログラム上の不具合がないかチェックする"デバッグ"や、ゲームの難易度や遊びやすさなどを検証する"バランス調整"など、「ゲームをさらに面白くする」ためのチューニングを専門に手掛けている会社。
じつは先日、そんな猿楽庁さんが不定期で主催するイベント、"サロン・ド・サルガク"に行ってきました〜。今回で5回目の開催となるんですが、おもに猿楽庁さんと縁のあるゲーム業界関係者が集まるクローズドなイベントとなってます。なので、残念ながら一般の入場はできません〜。
ようは、「みんなで集まって楽しくゲームで遊びましょう」というイベントなんですが、ゲームクリエイターはもちろん、ゲームメーカーの広報さん、プログラマーやグラフィックデザイナー、イラストレーター、そしてボクみたいなゲームライターなどなど、いろんな人が集まるイベントとなっています。
イベント会場では、発売前のゲーム、『THE EYE OF JUDGMENT(アイ・オブ・ジャッジメント) BIOLITH REBELLION 機神の叛乱』(プレイステーション3 ソニー・コンピュータエンタテインメント 10月25日発売 9980円【税込】)がいち早く遊べたり、また、任天堂公認のTシャツ「THE KING OF GAMES」の出張販売があったり、各種ボードゲームが自由に遊べたり、ミュージシャンによるライブ演奏があったりと、催し物が盛りだくさん。
さらには、以前このコラムでも紹介した、『アルキメDS』(ニンテンドーDS スキップ 7月19日発売 2100円【税込】)も4人で遊べるようになっていました。『アルキメDS』は、まさにパーティー向けの作品ですからね〜!
お酒を飲みながらダラダラとゲームで遊んで、ゲームに飽きたらみんなと歓談。このまったり具合が心地よく、まあ言ってみれば友だちの家で遊んでいる感覚っていうんでしょうか。もっと言えばプチゲームショウですよ。ゲームショウと異なるのは、ゲームをプレイするのに何時間も並ばなくていいこと!(笑)
「ゲームをさらに面白くする」ための仕事を手掛けている猿楽庁さんだけに、イベント運営の随所にいろいろな気配りや配慮、そしてスタッフの人柄などが感じられ、とても良い気分で楽しめました〜。
やっぱりゲームに携わる仕事をしているのなら(もしくはこれから目指すのなら)、どこかに「人を楽しませようとする遊び心」がないとなあ、なんて感じた1日でした〜。
サロン・ド・サルガク その他の写真
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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