Vol.95：目指すは大農場主！　牧場経営シミュレーション『FARMERAMA』

今回紹介するタイトルは、BIGPOINTが運営する牧場経営シミュレーション『FARMERAMA』。牧場経営といえば、シミュレーションの一ジャンルとしてメジャーな存在。畑で作物を作ったり、家畜を飼ったりして利益を得ながら農場の規模を拡大させていくのが目的です。箱庭シミュレーションならではの、まったり遊べるタイトル。短時間で遊べるタイプのゲームなので、自分なりのプレイスタイルで農場を発展させましょう。

コツコツ作物を育てて農場を発展させよう

ゲームを始めると、まずはチュートリアルを通じて基本的なゲームの進め方を学べる。広大な敷地に畑を作り、作物となるレタスの種を植える。レタスは初期から作れる作物で種を植えてから5分で収穫可能。また、種を植えた畑に水と肥料を与えると、育成スピードを短縮できる。作物を収穫すると倉庫に集荷され、収穫時に得られる種を次の植え付けに使う。このようなサイクルで作物を育てていくのだ。作物収穫時に得られる経験ポイントが一定値まで貯まるとレベルが上がり、扱える作物の種類や施設が増えていく。
『FARMERAMA』では畑だけでなく家畜小屋も建てられる。ニワトリ小屋を建てて飼料を与えて飼育していく。一定時間経過するとニワトリが増え、小屋を掃除すると肥料が採れる。採れた肥料は畑に与えることで作物の成長スピードがアップする仕組み。さらに果樹を植えてリンゴやぶどうなども収穫できる。収穫した作物や家畜は、市場に出して収益を得るのだ。序盤は作れる作物や家畜も限られているけれど、レベルが上がるとバリエーションも増え、高収益の品も扱えるようになる。効率的に運用して規模を拡大させていこう。

▲プレイ開始時にはまっさらな状態の敷地。まずは畑を作ろう。

▲畑を開墾して作物の種を植える。一定時間が経過すると収穫できるぞ。

▲畑には水と肥料を与えられる。水は有限なので注意しよう。

▲ニワトリを飼うため、風車小屋でエサとなる飼料を作る。

▲NPCから作物納品の依頼が来ることもある。

▲経験ポイントを積み、レベルが上がると扱える作物や家畜が増えていく。

町には各種サービスやイベントが充実

収穫した作物が貯まったら、町にある市場に出荷できる。町には新しい作物を作るための種を扱う"種屋"や家畜小屋を扱う"大工センター"、ゲーム内通貨を購入したり両替できる"銀行"などの施設を利用できる。また、"園芸センター"では農場内を装飾するデコレーションアイテムを購入可能。自分の農場をお好みでデザインできるのだ。
町にはほかのプレイヤーとのソーシャル要素も充実している。友達プレイヤーとメールをやり取りする"郵便局"、友達をゲームに招待したり、プレゼントを贈れる"旅行案内所"などがある。旅行案内所では自分の農場を写真に撮って、ホームページに掲載する機能も搭載。先に紹介したデコレーションアイテムを活用すれば、デザインにこだわった農場をゲーム未プレイの人に公開できるぞ。
"農業公会堂"では特殊な依頼を受けたり、コンテストが開催されている。依頼は制限時間内に規定数の作物や家畜を納品して報酬を得られる。コンテストは、任意のプレイヤーがエントリーし、ほかのプレイヤーからの投票で勝敗が決まる。もっとも支持を得られたプレイヤーだけがその称号を得られるのだ。町では、今後も新たなサービスが登場予定。農場を発展させて町のサービスをフル活用すべし。

▲農場から町に移動すると、いろんな施設を利用できる。

▲収穫作物が貯まったら"市場"に出品して利益を得る。

▲いろんな作物の種を購入できる"種屋"。

▲大工センター"では、家畜を飼育するための小屋を買える。

▲"旅行案内所"。マイ農場の写真を世界に公開できる。

▲"農業公会堂"では、レベルに応じてコンテストと依頼にエントリーできる。

▲資金に余裕が出てきたら"園芸センター"でデコレーションアイテムを買おう。

"TG（チューリップギルダー）"で便利機能を活用可能

『FARMERAMA』の世界で普段流通している通貨は"リーフペニー"。収穫した作物を売ったり、依頼をこなすことで得られ、新しい施設やアイテムを購入できる。もう一方の通貨"TG（チューリップギルダー）"は、リーフペニーで購入できないアイテムを買えたり、農場経営に役立つ便利機能を使うことができる。"収穫アシスタント"は、プレイヤーが手動で操作する種まきや収穫をサポートしてくれる機能。TGを支払うことで一定時間の操作をお任せできちゃうのだ。忙しくてプレイ時間の取れない人にとって便利な機能だぞ。

▲"収穫アシスタント"は、種まきや収穫操作をサポートしてくれる存在。

▲"コンバインハーベスター"は収穫作業をまとめてワンクリックで行なえるぞ。

▲TGは不足してきたらショップで購入できる。

マイ農場でひたすらレタスと小麦を作り続けている筆者は、農場主としてはまだまだヒヨッコ。畑を増やしていろんな種類の作物を栽培しつつ、家畜も増やして畜産業にも本格的に力を入れていきたいと思います。このまま進めると、中盤以降は農場の敷地が足りなくなってきます。敷地不足になった農場主は、農場裏手にある"原野"を開拓できるようになります。レベル17以上、もしくは100TGを支払って"原野"は荒れ地状態。ほかのプレイヤーを近所に招待することで、徐々に荒れ地が整備され敷地が広がっていくというシステム。ゲームが進むとほかのプレイヤーとの交流がより本格的になってきます。自分の農場を発展させ、ほかの農場主とのソーシャル性を楽しんで充実した農場経営ライフを送りましょう！

▲ニュースには現在の農場主ランキングを見られる。

▲友達を招待して農場主の輪を広げていこう。