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”洋ゲー不法集会2K8”に行ってきた!

ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー

- Game is not Over -

ステージ164:"洋ゲー不法集会2K8"に行ってきた!


2008年9月22日(月)更新分

あー、毎週このコラムを楽しみにしてくれているみなさんごめんなさい! いつもは金曜日更新なんですけど、今回はちょっと遅れて月曜日の更新です。

それはなぜかと言いますと、原稿を書くのをすっかり忘れていたから! ……というのは冗談で(本当だけど(笑))、じつは先週9月19日(金)に開催されたイベントレポートをいち早くお届けしたかったから!(と、ごまかしておく!)

で、ボクが行ってきたのは、2008年9月19日、六本木SuperDeluxeにて行われた、"洋ゲー不法集会2K8"というトークイベント。これは『キラー7』や『ノーモア★ヒーローズ』を手掛けたグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏と、謎の洋ゲー冒険家であるマスク・ド・UH氏が主催する、海外ゲームの魅力を伝えるイベント。

両氏は、『ファミ通Wave DVD』の映像コンテンツ"未確認洋ゲー基地AREA51"や、『週刊ファミ通』のコラム、"洋ゲー発着便AIR PORT51"を連載するほど洋ゲーに精通しているんですよね。

Xbox 360

そんなおふたりのイベントというだけあり、当日は台風が近づく悪天候にも関わらず、会場は洋ゲーファンで満員!

いやー、じつはですね。このイベントの司会進行を任されたんですよ。「誰が?」って? ええ、このボクが(笑)。イベントがスタートするまで緊張はしていなかったんですが、いざステージに立ってみると、立ち見が出るほどの大勢のお客さん……ちょっとだけ緊張して、セリフを噛んじゃった部分もあったけど(笑)、イベントそのものは大盛り上がりでした(イベント中は司会進行をしていて撮影できなかったので、掲載写真は開演まえの準備とイベント終了後風景)。

で、イベントの第1部は須田さんと、マスク・ド・UHさんの対談。テーマは、ずばり"洋ゲー世界大戦勃発!!"。洋ゲーと戦争は切っても切れない要素ということもあり、戦争を題材にしたFPS(一人称シューティング)を中心にトークを弾ませたわけです。

まずはFPSの元祖とも言える『ウルフェンシュタイン3D』のおさらいから、その流れを組む『DOOM』や『Quake』の話題。そして、傭兵雑誌が監修した『Soldier of Fortune』という作品や、米軍の勧誘プログラムの一部を担う『America's Army』、実名テロリストたち(あのオサマ・ビンラディンも!)が登場する『Fugitive Hunter』、そしてアラブで制作された反イスラエルのFPS『Under Siege』などを紹介・解説。

トークは、政府がFPSを利用しイデオロギーを持ち込むのはどうなのか? という深い話題にまで発展。非常に考えさせられる内容でした。

そして、ここで休憩を挟み、第2部はゲーム作家の飯田和敏さん、そして『大乱闘スマッシュブラザーズX』を手掛けたゲームクリイターの桜井正博さんをゲストとして迎え、第一部のテーマをより深く掘り下げてトークディスカッションを繰り広げたんですが、まるで『朝まで生テレビ』風で面白かった。

Xbox 360

真面目ありお笑いありのバラエティー溢れる内容で、来場者の方々も満足して頂けたのではないでしょうかね。

ちなみに、当日の模様は、近号の『ファミ通Wave DVD』に収録されるとのこと。なので、詳細を知りたい人はぜひぜひチェックを!

それと洋ゲーって、なかなか取っつきにくい部分もあるかもしれないけど、なかには味があってすごく面白い作品があるのも事実。「洋ゲーはちょっとなあ」と敬遠している人、食わず嫌いにならず、ぜひ一度チャレンジしてみてくださいな。

ライター経歴

ローリング内沢

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

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