ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ49:『Newスーパーマリオブラザーズ』の発売日に感じたこと
去る、5月25日は『Newスーパーマリオブラザーズ』(任天堂 ニンテンドーDS 2006年5月25日発売 4800円【税込】)の発売日でした。
発売日当日、いち早くプレイしたいがために近所の家電量販店まで買いに行ってみますと、なんとゲーム売場のフロアーではなく、1階の店先で大々的に『Newスーパーマリオブラザーズ』の販売キャンペーンをやってましたよ。
世界的に大ヒットした、初代『スーパーマリオブラザーズ』の流れを組むシリーズ最新作というだけあって、ユーザーの期待度も高いでしょうし、また売れる作品だけに店側も力を入れてたみたい。
店先では、男女問わず幅広い年齢の人たちがパッケージを手に取ってチェックする姿が。さらには、ソフトを買おうとレジに並んでいる人の年齢層も幅広かったです。
「さすが『マリオ』人気は高いなあ」と思いつつ、ボクもソフトを手に取りレジの列に並ぶことに。すると、ちょうどボクの後ろに並んだのが、60代くらいの老夫婦。「孫へのプレゼントを買いにきたのかな?」と思いきや、その夫婦、近くの店員さんに「脳を鍛えるやつってあります? 私たち年寄りでも出来ますかね?」と質問し、なんと、『Newスーパーマリオブラザーズ』と『脳を鍛える 大人のDSトレーニング』と、さらにニンテンドーDS Liteをまとめて購入。
いや?、驚いたとともに、なんだかちょっと嬉しくなっちゃいました。ニンテンドーDS、さらにはタッチジェネレーションの各タイトルの登場によって、確実にゲームユーザーの幅って広がっているんだなあと実感した瞬間でした。そういえば、ボクの友だちのなかにも、「『Newスーパーマリオブラザーズ』がやりたいから、ニンテンドーDSを買う」って人も多いんですよね、普段あまりゲームをやらないのに。
さらに、もうひとつ驚いたのが、『Newスーパーマリオブラザーズ』のパッケージの色。黒(というか濃い灰色?)じゃなくて黄色なんですよね。なんでも『Newスーパーマリオブラザーズ』だけの特別カラーパッケージみたい。でもソフト自体は通常の黒っぽい色でしたけど。
そういえば、ファミコンのときは、赤とか青とか緑とか、いろんな色のカセットがありましたよね。あのカラフルなカンジ、すごい好きだったんですけど、最近そーいうのってないですよね。ふと、そんなことを思ったり。
ちなみに、初代『スーパーマリオブラザーズ』の販売本数は日本国内で681万本。さすがに600万本はいかないにしても、『Newスーパーマリオブラザーズ』はどれくらい売れるのかなあ。そんなことも気になってみたり。
(C)2006 Nintendo
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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