ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ46:任天堂の次世代ゲーム機の名称は、”Wii(ウィー)”
もうすでに、ご存知の人も多いかと思いますけど、去る2006年4月28日、任天堂は公式ホームページ上で次世代ゲーム機、"レボリューション(仮称)"の正式名称を電撃発表したんですよ。
その名は、"Wii"(ウィー)。……「え? ウィー?」って、最初ちょっと違和感があってすごくびっくりしましたけど。
でもまあ、その名称にはちゃんと意味がありまして、ホームページ上の説明によると、"Wii"は「われわれ」や「私たち」を意味する、英語の"We(ウィー)"がモチーフとなっていて、"家庭の誰もが楽しめる"というコンセプトを表現しているんだって。
家庭の誰でも……つまり、家族みんなが楽しめるってコンセプトは、任天堂がファミコン時代から掲げていたことですよね。だって、ファミリーコンピュータ(ファミコン)って名称も、そもそも"家族で楽しめるコンピュータ"っていうコンセプトだって言いますし、そういう意味では、また改めて"家庭の誰でも"という部分を強調したということは、まさに任天堂の原点に帰った名前なのかも?
さらに、"Wii"の"ii"の部分にも意味がありまして、テレビのリモコンのようなユニークなコントローラー、また人々が遊ぶために集まる様子を"ii"で表現しているとのこと。
で、この"Wii"って名前、みなさんどう思いますか? まだ聞きなれない言葉だし、レボリューションって名前に慣れちゃった感もあって、ちょっと違和感があるんじゃないかな?
とはいえ、正式名称が発表され、さらに勢いづく任天堂の次世代ゲーム機。発売がますます楽しみになりましたよ。早く触ってみたい。
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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