弾を撃たないシューティングゲーム? 『Every Extend Extra(仮称)』!
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ステージ44:弾を撃たないシューティングゲーム? 『Every Extend Extra(仮称)』!
先日、とあるお仕事で、キューエンタテインメントの水口哲也さんにお会いしてきましたよ。ご存じのかたも多いと思いますけど、水口さんといえば、『スペースチャンネル5』や『Rez』、またここ最近ですと『ルミネス』や『メテオス』、『NINETY-NINE NIGHTS』などを手掛けたゲームクリエイター。
ゲーム業界には、たくさんのゲームクリエイターがいますけれども、ボクのなかで5本の指に入るほど大好きなクリエイターさんです。
じつは、そんな水口さんがエグゼクティブプロデューサーを務める最新作、PSP用のシューティングゲーム、『Every Extend Extra - エブリ・エクステンド・エクストラ(仮称)-』(PSP バンダイ 2006年春発売予定 価格未定)を遊ばせてもらいに行ってきたんですよ。
ちなみに、この『Every Extend Extra(仮称)』は、シューティングゲームなんですけど、弾を一切撃たずに自機を爆発させ、その誘爆の連鎖で敵を倒していく、という一風変わったゲームシステム。
画面上にワラワラと現れる敵の攻撃をかいくぐりながら敵の動きを見極め、タイミングよく自爆し誘爆させていく(連鎖させていく)爽快感がとても気持ちいい作品なんです。
いままでのシューティングゲームって、いかに自機がやられないようにするかがポイントだったじゃないですか。しかしこの作品はまったくの逆、ガンガン自機を自爆させて敵を倒していく。とはいっても、自機が自爆するたびに残機数が減っていくので、上手にまとめて敵を倒しながら(連鎖させながら)、高得点を稼いで自機を増やしていくという面白み&緊張感もあります。
また、過去に水口さんが手掛けた作品には、『スペースチャンネル5』、『Rez』、『ルミネス』など、音にこだわった作品が多いのが特徴ですけど、この『Every Extend Extra(仮称)』も、音が楽しめる作りに仕上がっているんですよ。
敵をまとめて倒すことにより、BGMのフレーズがアップテンポになって、ときには楽曲が変化して……さらに自機の上下左右の移動には音が割り振られているので、上手にプレイすればするほど、まるで電子楽器を演奏しているかのような醍醐味が味わえる。
自爆&誘爆の爽快感、サウンドの陶酔感、洗練されたグラフィックなどなど、それぞれの要素が見事に融合して、どっぷりとハマる作品になってます。
ちなみに、『Every Extend Extra(仮称)』の公式サイトでは、実際にゲームが動いているプロモーションビデオが見られますので、気になる人はぜひチェックを!
(C) Q ENTERTAINMENT (C) BANDAI 2006
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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