ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ168:ついに第3世代の登場、ニンテンドーDSi!
以前から「ニンテンドーDSの新型が出る」と噂されていたんですが、ついに"任天堂カンファレンス2008秋"(10月2日開催)でそのベールを脱ましたね。ニンテンドーDSi(任天堂 2008年11月1日発売予定 18900円【税込】)の登場ですよ。
ホントは、先々週か先週のコラムで取り上げようと思っていたんですけど、ゲームショウやなんやらでバタバタしていて、ちょっと遅くなってしまいました。
で、ニンテンドーDSの第3世代となるニンテンドーDSiですが、今回は軽量化や外見の変化だけに留まらず、新機能が追加されたのが大きな変更点なんですよね。
いろいろな新機能が追加されているんですけど、個人的にいちばんビックリしたのはカメラ機能ですよ。つーか、「DSに『ポケットカメラ』みたいな"遊べるカメラ機能"が付いたら面白いと思うんだけどなあ」と、以前当コラムでも書きました【「ステージ145うわっ、押し入れから"ポケットカメラ"発掘!】が、その予言(?)が見事に的中しましたよ!
ちなみに、このカメラ機能は携帯電話に搭載されているカメラのようなツールとしての機能ではなく、生活をより豊かにするために写真や映像で遊んでもらうことを前提に追加されたんだとか。
解像度は30万画素と低いですけど、写真を撮影するというカメラの基本機能に加えて、さまざまな特殊効果で撮影できる機能、写真にラクガキができる機能、合成写真が作れる機能、顔の表情を変化させる機能、顔認識エンジンでふたりの顔の似ている度合いをチェックする機能など、さまざまな"遊び"が満載! いやー、まさに『ポケットカメラ』そのもの(というか進化版)じゃないですか。
ちなみに、"ニンテンドーDSi"の"i"って、どんな意味なのかなあ、って思っていたんですが、なんでも英語で「私」を意味する「i(アイ)」であり、またWiiの"i"が人を表していることもあって、Wiiの「我々」に対しての「私」という"マイDS"としての意味合いを含んでいるんだとか。
"ニンテンドーDS"シリーズは、発売から3年弱で国内販売数2300万台に達したとてつもない携帯ゲーム機ですけど、いやはや任天堂が目標とする、「一家に1台からひとりに1台の流れを作りたい」というアピールも、あながち大げさではないかもなあ、と思ったり。
もちろんボクは買おうと思っているんですけど、発売日に手に入るかなあ? それだけが心配なんですが!
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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