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信頼と結束力が勝負の分かれ目、『アーミー オブ ツー』

ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー

- Game is not Over -

ステージ141:信頼と結束力が勝負の分かれ目、『アーミー オブ ツー』


2008年4月4日(金)更新分

たとえすっごくリアルに描かれていたとしても、所詮ゲームに登場するキャラクターは0と1で作られたプログラム。

話しかけても同じことしかしゃべらない、また同じようなリアクションしか取らないのは、それ以上のプログラムが組み込まれていないからなんですよね。

ゲームキャラに感情移入することがほとんどないボクですが、そんなボクがひさしぶりに心躍らせたのが、『アーミー オブ ツー』(プレイステーション3Xbox 360 エレクトロニック・アーツ 3月19日発売 7329円/7140円【税込】)という作品。

使ってみていちばん驚いたのが、電子番組表(EPGデータ)の表示方法。3D表示を上手に駆使し、『テレビの友チャンネル』を使っている人たちが、どの番組に、どのくらい興味を持っているかを色分けしたグラフで見ることができる。この見せ方(デザイン)って、すごい斬新。

『アーミー オブ ツー』はパートナーとともにさまざまな戦局を打破していくミリタリーアクションゲーム。

必ずふたり1組で行動し、ひとりで遊ぶ場合はコンピュータがパートナーとなる。お互いの背後を守りながら敵を撃退したり、片方が盾を持ちもう片方が射撃を行ったり、また囮攻撃や負傷時の手当てなど、パートナーとの結束力・信頼性をテーマにした作品で、"ふたり1組"ならではの多彩な連携プレイが楽しいんです。

一瞬でも信頼性が欠ければそれは死に繋がるということもあり、まさにパートナーは命綱。ゲームを進めるごとに、相棒に命を預けるその緊張感が安心感に変わり、いつのまにかコンピュータキャラに不思議な友情が芽生えてしまったほど……。いやー、ゲームキャラに感情移入することがほとんどないだけに、こんな気持ちになった作品はホントにひさびさ。

いまのところ、"シングルプレイ"でしか遊んでいないんですが、"ふたり同時協力プレイ"や、"ふたり対ふたり(計4人)の対戦"もできるということなので、仲間とプレイすれば、より友情が深まるかも!?

ローリング内沢

まさにコミュニケーションツールとして最適な作品。このような人と人を繋ぐゲームは好きだなあ。仲間を信頼すればそこに道が開ける。これって人生においても大事なことだと思うんですよねえ。

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

ライター経歴

ローリング内沢

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

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