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ステージ139：『テレビの友チャンネル Gガイド for Wii』のここがすごい！

2008年3月21日(金)更新分

最近、仕事が忙しくてプライベートでゲームをプレイする時間がない〜。それでも仕事では月に数十本のゲームを遊んでいるんですけど、仕事でプレイするのと趣味でプレイするのとでは、やっぱり気分も違ってくる。

先日、ちょっと時間ができたので、エンディング手前で止まっていた『スーパーマリオギャラクシー』で遊んだんですけど(仕事ではなく趣味プレイ)、操作方法やテクニックなどをすっかり忘れてる。そうなると、またイチから感覚を掴まないといけないので面倒になってくるんですよね。うーん、こんなんじゃイカン！

そんなこんなで、『スーパーマリオギャラクシー』を一旦やめ、Wiiの『似顔絵チャンネル』や『みんなで投票チャンネル』でお茶を濁しつつ(？)ダラダラ遊んでいたんですけど、Wiiチャンネルに『テレビの友チャンネル Gガイド for Wii』が追加されたことを思い出し、さっそくWiiショッピングチャンネルからダウンロード。

使ってみていちばん驚いたのが、電子番組表(EPGデータ)の表示方法。3D表示を上手に駆使し、『テレビの友チャンネル』を使っている人たちが、どの番組に、どのくらい興味を持っているかを色分けしたグラフで見ることができる。この見せ方(デザイン)って、すごい斬新。

テレビ本体やDVDレコーダーにも電子番組表機能が付いていますけど、なかには使いにくくわかりにくいものも多い。そんななか、「さすが任天堂！」と言わんべく、ゲームで培った良質なユーザーインターフェースを、電子番組表にも活用してくるとは。使いやすく見やすいグラフィカルユーザインタフェース、ぜひ家電メーカーも見習って欲しいもんです。

そしてもうひとつ、Wiiリモコンがテレビリモコンの代わりになるということにも驚き。『テレビの友チャンネル』の電子番組表で、見たい番組を選びＡボタンを押すだけで、テレビ画面に早変わり。Wiiリモコンを使ってチャンネルの切り換えや音量の変更などを行うことができ、さらに｢また電子番組表を見たいなあ｣と思ったら、WiiリモコンのHOMEボタンを押せば、『テレビの友チャンネル』に戻ることができる。これもすごい！

ゲーム専用のテレビがあるなら別ですが、ようは、いままでテレビ番組とゲームは、１台しかないテレビのチャンネル争いをしていたわけですよ。

とはいっても、ゲームで遊ぶときはテレビのリモコンを操作して入力変換を行わなければいけなかった。つまり、あくまでもテレビ側(テレビリモコン)が主導権を握っていたということ。それが、ゲーム機(Wiiリモコン)主導で、テレビ放送のチャンネルをコントロールできるようになったと……。

テレビの脇役というイメージだったゲーム機が、いきなり主役に抜擢されたような感覚というのかな？　これって非常に画期的なことだと思うんですよね。テレビ番組とのチャンネル争いに、ゲーム側は新たな武器で挑んできたんですよ。このすごさ、わかっている人ってどれだけいるんだろう？