ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
- Game is not Over -
ステージ136:どこでも遊べる携帯ゲーム機はプレイヤーのマナーが大切!
通常1年は365日ですけど、今年(2008年)は4年に一度の"うるう年"。なので1年は1日多い366日。今日、2月29日はその差を調整する日でして、4年に1度しか訪れない貴重な日なんですよね。
「だから何?」と言われても非常に困るんですが(笑)、"2月29日の金曜日"にコラムを更新するということは、この先2036年まで訪れないんですよ。2036年といえば、ボクはなんと66歳。
いやー、想像も付かないですよ、66歳の自分。その時代には、もういまのテレビゲームとはまったく異なった"遊び"が流行っているんでしょうねえ。「ニンテンドーDS? あ〜、あのレトロゲーム?」的な感じで。しかも、それを聞いた66歳のボクは、「最近の若いモンはファミコンの偉大さをまったく知らん!」なんてグチをこぼしていたりして。
"最近の若いモン"といって思いつくのが電車やバスなど公共機関でのマナー。携帯電話で大声で話す、地べたに座る、ヘッドホンからの音漏れ……などなど、すごく気になるんですよねえ。もちろん、若い人だけでなく大人でもマナーの悪い人は大勢います。
で、ちょっと面白いデータがありまして、"自分もしくは他人が、公共機関で携帯ゲーム機を遊ぶことに抵抗を感じるかどうか"を調査した結果(オリコン調べ)がネット上のニュースに載ってたんですよ。
それによると、およそ70パーセントが、「抵抗感を感じない」と回答。ちなみに調査対象は10代〜40代の男女。へえ、70パーセントってけっこう多いなあ、というのが第一印象。
みなさんは電車やバスの車内でゲームします? まあボク自身も、他人がプレイしているのは気にならないんですが、音を出して遊んでいたり、またヘッドホンをしていても音漏れしていると、ちょっと抵抗感はあるかなあ。
逆に自分がプレイすることはほとんどなし。日常、電車やバスに何時間も乗る機会がないので(まあ長くても30分前後)、ゲームをせずに外の景色や車内広告などを見て楽しんでます。
ゲームに慣れ親しんだ人にとっては、抵抗感は感じないかもしれないけど、そうでない人(ゲームをあまりプレイしない年配の方とか)には、抵抗感が強いのかもしれません。
「抵抗感を感じない」と回答した人が70パーセント近くいた、とはいっても電車やバスの車内は公共の場ですから、最低限のマナーは守らないとダメですよね。ゲームをするのはいいとは思いますが、あまり夢中になりすぎてまわりが見えなくなってしまうと他人に迷惑をかけがち。まあ、なんでも、ほどほどに、ですね〜。みなさんも気を付けて!
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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