ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
- Game is not Over -
ステージ196:最近お気に入りのアニメ番組!
みなさん、ゴールデンウィークは何して過ごしました? ボクはというと、3歳になる息子を連れて奥さんの実家に行ってきましたよ、クルマで! 実家では、とくに何をするということもなく、ダラダラとテレビを見たり、息子と遊んだりして帰ってきたんですが……ほら休日はETCを利用すれば料金が1000円になるということもあってか、高速道路は大渋滞。交通情報をチェックしつつ、比較的渋滞が少ない時間帯を選んで移動したんですが、それでもいつもの倍ぐらいの時間がかかって大変でした。いやはや、『シムシティ』なら、すぐに道路を増設して渋滞問題を解消できるのにね(笑)。
そんな話はさておき、ここ最近は息子の影響もあって、特撮番組やアニメをよく観るようになりました。たとえば『侍戦隊シンケンジャー』や『仮面ライダーディケイド』、『ヤッターマン』、『ポケットモンスター』などなど……。
もちろんボクも子どものときは、特撮モノやアニメをよく観ていたし、また仕事柄、それらの子ども向けテレビ番組を題材にしたゲームも多く発売されるので、一応チェックはしていたんですけど、しっかり1話目から続けて観るのはウン十年ぶり。
腰を据えて観てみると、これまた面白い。「子ども向けでしょ?」なんて思っていたんですが、しっかり作られているんですよね。とくに『仮面ライダーディケイド』なんて、かなりツボ。最近登場した仲間の"仮面ライダーディエンド"というライダーがいるんですが、その容姿(仮面)はかなりサイバー風(死語)なデザインで心躍ります。
で、最近チェックし始めたのが、BS11デジタルで放映されているヒーローものの海外アニメ『ベン10』(カートゥーンネットワーク制作)。10歳の少年が10種類のエイリアンヒーローに変身する能力を身につけて敵と戦う、という話なんですけど、ストーリーのテンポがいいので、ぐいぐい引き込まれます。しかも、主人公のベンが変身する10種類のエイリアンがこれまたカッコイイ。力持ちのエイリアンや、足が速いエイリアン、空を飛べるエイリアンなど、それぞれの能力を駆使しながら戦う姿はとてもゲーム的! しかも、腕が4本あるエイリアンは"フォーアームズ"、炎を操るエイリアンは"ヒートブラスト"、さらに足の速いエイリアンは"XLR8"と書いて"エクセラレート"と読ましたり……それぞれのエイリアンの名前もカッコイイんですよ!
『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンドもそうだけど、そのキャラなりの個性を活かして戦う、ってのが「ググッ」とくるんですよね。『ドラゴンボール』のように力を力でねじ伏せるのではなく、「柔よく剛を制す」的な、個性を活かした頭脳戦。そういう「ひねり」のあるものがゲームでもアニメでも好きだなあ。
ちなみにこの『ベン10』、北米ではニンテンドーDS版とPSP版のゲームが発売されているんですが、日本では未発売。国内でアニメの人気がもっと盛り上がったら、移植されるかなあ。
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
過去のコラム
- 5月29日
- 『ボーズの○○タイム』DVD・第3弾、ついに発売!
- 5月22日
- 日本で再放送してほしい! 世界初のフルCGアニメ『ReBoot』!
- 5月15日
- 思わず泣ける『ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊』!
- 05月08日
- 最近お気に入りのアニメ番組!
- 5月1日
- アドベンチャーゲームの醍醐味っていったいなんだ?
- 4月24日
- もしも、あの有名曲がファミコンサウンドになったら?
- 4月17日
- これって、あの有名RPGの最新作?