ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
- Game is not Over -
ステージ177:2008年末のゲームよもやま話
いやー、もうすぐ2008年も終わりですねえ。毎年のことながら、1年が経つのが早いなあと。ちなみに来年でこのコラムもなんと4年目に突入! いやはや、我ながら驚きです。で、今回はですね、ここ最近のゲーム話をいくつか書いてみようかなと。
まずは……先日やっと『グランド・セフト・オートIV』をクリアーしました。ネタバレになるから詳しくは書かないけれど、クリアー後はなんだかやるせない気持ちに。これまでの『グランド・セフト・オート』シリーズといえば、地位や名誉や金などを手に入れるのが目的のサクセスストーリー的な部分があったけど、今回の『IV』はちょっと考えさせられる終わりかただったなあ。"すっきり感"はなかったけど、これはこれで"作品"として面白かったです。さて次は『Fallout3』をじっくりやり込むかなあ。
2008 年秋のシステムアップデートによって、ダッシュボード(メニュー画面まわり)がすごく使いやすくなったXbox 360。なかでも新たに追加されたアバター機能は、フレンドとのコミュニケーションがより豊かになった印象。WiiのMiiや、プレイステーション3(『PlayStation Home』)のアバターよりも野暮ったく感じるけど、そこがまたXbox 360らしかったり(笑)。それとダッシュボード上に、アバターを活用したクリスマス演出(写真のスノーグローブ)が配信されていたのは、「ちょっと気が利いてるなあ」と思ったり。
ニンテンドーDSiでダウンロードして遊べる"DSiウェア"の配信開始日とタイトルが公開されたようで。12月24日に、いくつかのタイトルが配信されるんですが、そのラインナップを見る限りでは、いまのとこ欲しい作品はないかなあ。"DSiウェア200"の『鳥とマメ』と『紙ヒコーキ』って、『メイドインワリオ』のオマケゲームに収録されていたヤツだよね。これ、すごいシンプルだけどめちゃくちゃハマる作品なので、気になる人は買ってみてもいいかも。"ニンテンドーDSiウェアおためしキャンペーン"を使えば、"1000DSiポイント"もプレゼントされるし。
あとWiiの『街へいこうよ どうぶつの森』を買おうかどうか悩み中。ニンテンドーDS版の『おいでよ どうぶつの森』はめちゃくちゃハマったんですが、『おいでよ』は携帯ゲームならではのお手軽さが楽しさのひとつだったと思うんですよねえ。今回の『街へいこうよ どうぶつの森』は、いちいちテレビを立ち上げて、じっくり腰を据えて遊ぶタイプ。前作と異なり、遊ぶ場所が限られちゃうので、なんとなーく敷居の高さというか、「気合い入れなきゃなあ感」を感じてしまう。まあ、やればやったらで、ハマることはわかっているんですが! あ、そうそうWiiスピークはぜひ使ってみたいですねえ。
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
過去のコラム
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- 『Grand Theft Auto: CHINATOWN WARS』の日本発売はいつ?
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