全力疾走で襲いかかるゾンビの恐怖感!『Left 4 Dead』
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ステージ176:全力疾走で襲いかかるゾンビの恐怖感!『Left 4 Dead』
以前このコラムで、「全速疾走で追いかけてくるゾンビのゲームがあったら面白いのになあ」と書いたんですが、そんなボクの思いが通じたのか(そんなワケないか!)、"走るゾンビ"が登場するゲームが出るんですよ。その名もホラーFPSの『Left 4 Dead(レフト フォー デッド)』(Xbox 360 エレクトロニック・アーツ 2009年1月22日発売予定 7665円【税込】)。
先日、ひと足先に発売されたアジア版(輸入版)をプレイしたんですけど、これがめちゃくちゃオモシロイ……というか怖い! このゲーム、ゾンビ映画好きなら絶対にハマりますよ〜。
どんなゲームかといいますと、『ハーフライフ』や『カウンターストライク』などを手掛けたアメリカのゲームメーカー・Valve社の最新作で、ゾンビだらけとなった街を舞台に4人の"生存者"たちが戦いを繰り広げる、というストーリー。
4人でのオンライン協力プレイがこのゲームの最大のウリでして、生き残るためには仲間との助け合いが必要。先導してゾンビと戦う人、後方からのゾンビの襲撃に目を光らせる人、仲間の治療にあたる人など、それぞれ役割をこなしながら(べつにバラバラで戦ってもよし)ゲームを進め、最終的にはゾンビだらけの街から脱出するのが目的。
ゲームはつねに、4人ひと組で行動し、シングルプレイの場合は他の3キャラクターはコンピュータが操作することになります。ちなみにオンラインプレイは、協力プレイだけではなく、"人間チーム”と"ゾンビチーム"に分かれて戦う対戦モードも搭載(このモードはまだ未プレイなので早くプレイしてみたい!)。
いや〜、ちょっとした物音を立てただけで、プレイヤーに向かって走り迫ってくるゾンビの群れはまさに圧巻。たとえ部屋に隠れていたとしても、ゾンビの群衆が壁を突き破って入ってきたりと、とにかく緊張感溢れる演出になっています。
さらに、全速力で迫り来るゾンビの群れをマシンガンやショットガンで、バッタバッタと倒していくそのシーンはある意味衝撃的。また、グラフィックもリアルでゾンビの描写は正直グロいです。とはいえ、グロいとかグロくないとか、そんなのを味わっているヒマがないほど、続々とゾンビの群れが襲いかかってくるんですよ。そのスピード感はかなり目まぐるしく、非常にアクション性の高い作品に仕上がってます。
そんな過激なゲーム内容・グラフィック描写から、CEROレーティングは"Z"(18歳以上対象)。ぜひぜひ、大人のゲーマーにオススメしたい1本です。その恐怖感はホラー映画以上かも!
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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