ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ98:あの『リズム天国』がアーケード版になって帰ってきた!
去年の夏に任天堂から発売されたリズムアクションゲーム、『リズム天国』(ゲームボーイアドバンス 任天堂 8月3日発売 3800円【税込み】)って覚えてます?
以前、当コラムでも紹介しましたけど、これめちゃくちゃハマったんですよねえ。
複雑な操作は一切なく、ゲームから流れる軽快な音楽に合わせてタイミングよくボタンを押していくだけの簡単ルール。1ゲーム、およそ1〜2分でクリアーできる、40種ものリズムゲーム(という名のミニゲーム)が収録されていまして、アジアンテイストな曲からビートの効いた曲まで、いろんな"リズム"が楽しめる作品。
この人気ゲームをベースにして作られたのが、写真のアーケード(ゲームセンター)版『リズム天国』(セガ 2007年秋稼働予定)。おおー、ついにゲームセンターにも登場ですよ。
なんでもアーケード版を開発したセガによるリリースによると、「シンプルなゲーム性はそのまま再現し、『リズム天国』の個性的な世界観を表現したゲームキャビネットや、リズムに合わせた音と光の演出などで、アミューズメント施設に訪れる幅広いお客さまにお楽しみいただけます」とのこと。
さらには、アーケード版の新要素として、ふたり同時プレイが追加され、ゲーム終了後にプレイヤー同士の相性判定が発表される仕掛けもあるんだとか。
もともとゲームボーイアドバンス版の『リズム天国』は、コアなゲームファンはもちろんですけど、ゲームになじみの薄いユーザーまで幅広い層に支持された作品。誰にでも楽しめるシンプルな操作性と、キャッチーかつ脱力感溢れるグラフィックやノリは、まさに不特定多数の人が訪れるゲームセンター向きかと。
飛んでくるモノに正拳突きをする"カラテ家"や、野菜に生えた毛を毛抜きで抜いて行く"リズム脱毛"、土管からつぎつぎと放出されるボールをトスバッティングしていく"エアバッター"など、おなじみの見た目的にも笑えるリズムゲームを、大音量で楽しめるのは嬉しい限り。
リズムのテンポがアップしたエクストラステージも追加されているそうなので、ゲームボーイアドバンス版をやりこんだ人でも満足できるハズ。また、『リズム天国』をプレイしたことはないという人は、ぜひこの機会に一度アーケード版にチャレンジしてみてはいかがでしょ? ハマると思いますよ〜。
※写真はすべてアーケード版。画面は開発中のものです。
(C)2006-2007 Nintendo / J.P ROOM (C)SEGA
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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