ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ249:ファーストパーソンシューティング(FPS)上達への道
当コラムでもたまーに書いていますが、ここ半年くらい飽きずにずーっとXbox 360のファーストパーソンシューティング(以下、FPS)、『バトルフィールド:バットカンパニー2』のオンライン対戦ばかり遊んでます。
おかげさまで階級レベルは45(大佐III)に達し、もう少しで最高階級のレベル50(元帥)に手が届きそうです。
そもそもボクは、そんなにFPSが得意ではなかったんですよ。敵に照準を合わせるのにもひと苦労してたくらいだし、戦場に出ればすぐに撃たれ、復活してもやられ、復活してもやられの繰り返し(笑)。1ゲーム中、ひとりも仕留められないこともしばしば。
FPSが上手な人って、照準を合わせる動作や、さらに武器を切り替えるタイミングなど、反射神経や反応速度、操作のテクニックなどが優れていたりするんですよね。
"おっさんゲーマー"のボクとしては、若い人に反射神経や反応速度で勝てないのはわかっていますから、そこは頭脳でカバーしてます(笑)。。
何度も何度もプレイしマップを覚え、戦場での立ち回りを考えながら遊ぶようになってから、勝率もグンとアップしたんですよね。
たとえば、移動するときはできるだけ障害物沿いに移動するとか、弾をリロードするときは物陰に隠れて行うとか、行動パターンを読まれないように毎回違ったルートを通って進むとか。
さらには、敵の行動を読むことも重要で、「この戦況なら、敵はこのルートを通ってくるだろう」、「自分が敵ならばここの障害物に隠れているはず」など予測しながら立ち回るようにしています。
FPSが上手な人からすれば、"あたりまえ"のことかもしれませんが、初心者だと、なかなかこういうことに気が付かなかったりするんですよね。
かくゆうボクも、FPSをやりはじめのころは、障害物がない場所で無造作に撃ちまくっていたり、なにも考えずに一直線に敵地に乗り込んだり、なんてことをしてましたから、これじゃあ、まさに敵の"格好の的"ですよね。
とっさに鉢合わせた敵に、即座に照準を合わせるのはいまだに苦手ですけど、敵の行動のウラをかく立ち回りを身に付けたことで、これまで以上に敵の側面や背後から攻撃することができるようになりました。
「FPSってある意味、アクション性より戦略性(頭脳戦)だよなあ」と思います。個人的には、FPSの新たな楽しさを見つけ出した感じ。
そういえば、先日このコラムでも紹介した、『バトルフィールド3』の最新トレーラーに続き、つい最近『コールオブデューティ:モダンウォーフェア3』のティザームービーが公開され、公式サイトもオープンしましたね。
『バトルフィールド3』、『コールオブデューティ:モダンウォーフェア3』ともに発売日は2011年の秋〜冬ごろを予定しているそう。まさに今年の年末は、大物FPSどうしの対決が楽しめそうです。"お祭り"的に、いろいろ盛り上がってほしいですね。
FPS初心者のみなさん、ぜひこの機会に初めてみてはいかがでしょう?
【毎月、第2・第4金曜日更新】
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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