ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
- Game is not Over -
ステージ216:年末年始はゲーム三昧!
あけましておめでとうございます! 2010年、1発目のコラムです。なんだかんだで、このコラムも6年目に突入。まさに、生まれた赤子が小学生ですよ。こんなに長く続いているのも、読者のみなさんと、Wazap!スタッフのおかげです。ぜひぜひ今後ともよろしくお願いいたします!
……と、新年の挨拶はそこそこにして、今回は年末年始に楽しんだゲームの話題。この年末年始は旅行にいくわけでもなく、家でまったりと過ごしたボクですが、けっこう時間を持てあましちゃっていろんなゲームで遊んだんですよね。
いちばん良く遊んだのが、Xbox360版の『レフト 4 デッド 2』と『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』のオンラインプレイ。とくに、『レフト 4 デッド 2』は、ほぼ毎日のように遊んだなあ(大晦日も元日も!)。
『レフト 4 デッド 2』は、プレイヤー同士が敵になって戦うのではなく、チームになって迫り来るゾンビたちと戦う"協力プレイ"の一体感が心地よいんですよ。仲間が倒れたら助け、体力が少なければ回復してあげる……。"ゾンビを倒す"という少々ホラーな作品ですけど、プレイ中はそんな助け合いの精神がところどころに感じられ、とても"ほっこり"とした気持ちになれるんですよねえ。まさに日本人に合ったゲームじゃないでしょうか。
また、ニンテンドーDSの『ゼルダの伝説 大地の汽笛』と、買いそびれていたWiiの『New スーパーマリオブラザーズ Wii』を購入。まず、『ゼルダの伝説 大地の汽笛』は、「さすが『ゼルダ』」と言わんばかりの出来で、タッチペンを上手に活用したゲームシステムと謎解きが素晴らしい! 今作は、これまで以上にゼルダ姫の存在がキーポイントになっているのですが、しかし、なーんかゼルダ姫のキャラクター設定に違和感あるんですよねえ。たぶんプレイした人ならわかってくれると思うんですけど、ゼルダ姫ってこんなにわがままなキャラだっけ?(笑)
そして『New スーパーマリオブラザーズ Wii』も「さすが『マリオ』」と言う出来。手放しで安心して楽しめるシリーズ作品のひとつですよね。「よく考えられているなあ」というギミックの数々は素晴らしく、簡単すぎず複雑すぎないちょうど良いバランスも好印象でした。
で、家庭用ゲームだけではなく、無料のフラッシュゲームもけっこう遊んだなあ。いちいちゲーム機の電源を入れなくても、仕事の合間にブラウザを立ち上げて遊ぶことができる手軽さがいいんですよ。あと、フラッシュゲームには、斬新で目から鱗が落ちるような作品が多いのも好き。
そのなかでも、かなり衝撃を受けたのが『Every day the same dream』という作品。操作方法は矢印キーの左右でキャラクターを動かして、スペースキーでアクション。いわゆるアドベンチャーゲームなんですが、「毎日同じ夢を見る」というタイトル名どおり、同じ日常(夢?)を繰り返し体験しながら、謎を解いていきます。グラフィックも音楽もクオリティーが高く、まさにアート的な作品。10分もあればエンディングまでたどり着けるのでぜひプレイしてみてください。この不思議な感覚は人を選ぶと思うけど、ボクは好みだなあ。家庭用ゲーム機では、絶対リリースされないでしょ、この手の作品は。
そしてもうひとつが、『Endless Migration』というアクションゲーム。マウス操作で鳥を操作して、マップ上の仲間(鳥)を集めて群れを大きくしていくだけという簡単ルール。ただし、飛行機などの障害物に当たってしまうとゲームオーバー。とくに面白いのが、さまざまな実績を解除する(ポイントを貯める)ことで、主人公の鳥をアップグレードできるというシステム。その実績解除の方法もさまざまで、ゲームを遊んでるだけで解除される実績もあれば、メニュー画面の"How to Play"を読むだけで解除される実績もある。ちなみに、アップグレードするには、メニュー画面の"Upgrades"をクリック!
それと、テレビゲームではないんだけど、年始には友だちと麻雀を遊びました。麻雀って、非常に完成された遊び(ゲーム)だと思うんですよねえ。テレビゲームの"麻雀"も面白いんだけど、やっぱり人と人とが顔を付き合わせて、おしゃべりしながら遊ぶ"麻雀"には叶わないなあと。
……というように、この年末年始は遊んでばかりいたので、なかなか仕事をする気がおきないのですが(笑)、少しずつテンションを上げていきますー。というわけで、本年もがんばりますので、Wazap!をはじめ、当コラムをよろしくお願いいたします!
【毎月、第2・第4金曜日更新】
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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