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ステージ81：縮小されたE3に代わる新たなゲーム展示会がアメリカで開催

2007年１月19日(金)更新分

『週刊ファミ通』などを発行するエンターブレイン調べによると、なんと2007年1月７日の時点で、任天堂Wiiの累計販売台数が113万5671万台になり、早くも100万台を突破したんだとか。

さらにですよ、 ソニー･コンピュータエンタテインメントの発表(2007年１月８日)によれば、北米でのプレイステーション３の累計出荷台数が100万台に到達。また、2007年１月16日の同社の発表では、日本国内での累計出荷台数も100万台を突破。これにより、全世界でのプレイステーション３の累計生産出荷台数は200万台に達したことに。

そして、マイクロソフトの発表(2006年10月26日)によれば、Xbox 360の全世界累計販売台数は600万台。

世の中的には、「まだまだ不況だ」なんて言われてますけど、このように各ゲーム機の出荷＆販売台数を見る限りだと非常にゲーム業界は元気なカンジ。

そんな各ゲーム機の最新ゲームタイトルがいち早く発表され体験できるのが、毎年５月にアメリカのロサンゼルスで開催されていたE3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)という世界最大級のゲーム展示会。

E3開催直前には、各主要ゲームメーカーが最新ハードや最新ゲームソフトをメディア向けに公開し、毎年４?５月あたりはゲーム業界的にかなりの盛り上がりを見せていたのにも関わらず、なんと今年からその規模が縮小され、ごく一部の参加者限定のイベントになるんだとか。

｢うーん、毎年、旅行気分で取材に行っていたのに、あの巨大なイベントが縮小されるのは寂しいなあ｣と思っていた矢先、2007年１月５日、アメリカのIDGワールドエキスポという会社が、Entertainment for All Expo(エンターテインメント･フォー･オール･エキスポ)というゲームイベントを開催することを発表。2007年10月18日?10月20日の３日間、アメリカのロサンゼルスで行われる予定だということ。

ちなみに、このイベント、規模が縮小されるE3の後継イベントとなるのが狙いだそうで、E3が今年からゲーム業界関係者のみの招待制となったことを受けて、一般参加者が最新ゲームを体験できるイベントとして開催されるそう。E3を主催しているESA(エンターテインメント･ソフトウェア･アソシエーション)という団体も、Entertainment for All Expoの支持を表明しているってことだから、ますますこれは期待が持てそう。一般参加者向けってことだから、かなり派手派手しいイベントになるんじゃないかな？

まだ正式には発表されてませんけど、たぶん今年も９月には幕張メッセで東京ゲームショウが開催されるでしょ、そして10月にはロサンゼルスでEntertainment for All Expoかあ。今年の秋は忙しくなりそう。時間があれば、ぜひEntertainment for All Expoに行きたいなあ。アメリカにいって、また本場のハンバーガーを食べたい?(え、取材は？)。