ゲーム周辺機器の大革命! "PeriBorg(ペリボーグ)"シリーズ
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ステージ35:ゲーム周辺機器の大革命! "PeriBorg(ペリボーグ)"シリーズ
これまでに画期的なアイデアのゲーム周辺機器を世に送り出し続けてきた株式会社HORI。HORIと言えば、"ホリコマンダー"を代表とするコントローラーやジョイスティック、メモリーカードといったゲーム周辺機器メーカーの老舗というイメージがあると思うんですが、今回紹介するHORIの"PeriBorg(ペリボーグ)"シリーズは、そんなゲーム周辺機器のなかでも異色中の異色商品。
すでに知ってる人も多いかと思いますけど、"PeriBorg(ペリボーグ)"シリーズ第1弾として、2005年11月11日に発売された"オレコマンダー"は、ボタンを連射したい指に装着することで、自分の指そのものに連射機能を備えることができるというゲーム周辺機器。指の曲げ伸ばしに連動してモーターが作動し、連射の動作をサポートしてくれるというシロモノ。さらに指の動きに関係なく連射を続ける"連射ホールド機能"も付いており、なんと実測値で秒間最大20連射の能力を手に入れることができるんだとか。というか、こんなおバカな(もちろんいい意味で)グッズを商品化してしまうHORIさんはスゴイ!
ちなみに"PeriBorg(ペリボーグ)"とは、ゲーム周辺機器の機能をプレイヤー自身に備えさせるというコンセプトのもと開発されており、"Peripheral(周辺機器)"と"Cyborg(サイボーグ)"というふたつの言葉から生み出された造語なんだとか。
2006年2月11日、そんな"PeriBorg(ペリボーグ)"シリーズに新たなラインナップが登場。その名も"ショクシ"。スプーンとフォークが一体化したこの商品は、お菓子などを食べながらゲームをプレイする際、手を汚さないようにお菓子をつまむためのゲーム周辺機器。装着もワンタッチで簡単。これでもうコントローラやゲーム機を菓子クズや油でベトベトにする心配がない。さらに付属の"ワリバシアタッチメント"を付ければ、ワリバシを装着させることも可能なんだとか。
いやー、まるで冗談のような周辺機器ですけど、ちゃんと販売されてるんですよ。"オレコマンダー"、"ショクシ"ともにHORIのオンラインショップ、HORISTORE.comの専売商品。ホント、HORIさんの企画力とそれを実際に商品化してしまう勢いに脱帽ですよ。
現在、商品化され発売されているのはこの2商品のみですけど、この"PeriBorg(ペリボーグ)"シリーズには、ほかにも"オバチャブレーキ"、エレキワンショー"、"ココロコン"などのラインナップもあるそう。これらは、すべて商品化の予定は未定ですけど、"PeriBorg(ペリボーグ)"の公式サイトではそのコンセプトモデルが見られるようになっていますので、気になる人はぜひチェックを!
(C)2005 HORI Co., LTD. All rights reserved.
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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