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『メトロイドプライム ピンボール』の魅力(前編)

ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー

- Game is not Over -

ステージ32:『メトロイドプライム ピンボール』の魅力(前編)


2006年1月27日(金)更新分

メトロイドプライムピンボール

発売日に、『メトロイドプライム ピンボール』(ニンテンドーDS 任天堂 2006年1月19日発売 4800円[税込])を購入。これがめちゃくちゃ面白いです。ハマってます。

みなさん、ピンボールって言うとどんな印象を持ってます? 場末のゲームセンターの隅っこにひっそりと置かれていて(というか、ピンボールが置いてあるゲームセンターっていまじゃ珍しい?)、古くさいとか、時代遅れだとか、ただボールを打つだけの地味なゲームでしょ、と思っている人も多いかもしれないですけど、じつはさまざまな戦略性やテクニックがあって非常に面白いゲームなんですよ。

メトロイドプライム ピンボール

あくまでもピンボールは運要素がメインではなくテクニックを競うゲーム。いかにボールを落とさないように、フリッパー(ボールを打ち返すハネのこと)を操作するかがポイント。野球の(もしくは野球ゲームの)流し打ちや、引っ張り打法と同様に、馴れればボールを右や左に打ち分けることができ、思った場所(ターゲット)に当てることも可能なんです。また、左右のフリッパーを上手に使えば、落ちてくるボールをフリッパーでキャッチしたり、右のフリッパーでキャッチしたボールを左のフリッパーに渡す、なんてこともできる。

さらに、ボタンを押してフリッパーを操作するだけではなく、いかに上手にピンボール台を揺らすかもポイント。ピンボール台は揺らしてはいけない、と思っている人も多いかと思いますが、ピンボール台は揺らされることを前提に作られていまして、この"揺らし"はれっきとしたテクニックのひとつなんです。ちなみに台を揺らすテクニックをナッジングと言います。

高等テクニックとして、このナッジングを上手に使えば、フリッパーのすき間(アウトホール)から落ちてしまったボールを、盤面に戻す(復活させる)させるなんて芸当もできる。

メトロイドプライム ピンボール

とはいえ、あまり台を揺らしすぎるとTILT(ティルト)というペナルティーになってしまい、ボールがアウトホールに落ちるまでフリッパーが動かなくなり得点も入らなくなるので注意。あくまでも規定の範囲でピンボール台を揺らしていいですよ、いうルールなんです。

また、テクニック同様に、ピンボールにはさまざまな"役"がありまして、光っているターゲットに連続でボールを当てると高得点を得られたり、とある役を揃えればマルチボールと言って、盤上に多数のボールが出てきたりということも。その役はピンボールの機種や種類によってまちまちですけど、とりあえずどのピンボール台でも光っているターゲットを狙えばオッケー。

killer7

そんなピンボールの醍醐味や面白さがギュッと詰まった『メトロイドプライム ピンボール』ですが、テレビゲームならではの要素もたくさん盛り込まれているんですよねえ。ちょっと話が長くなりそうなので、この続きはまた次週に!

 

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

ライター経歴

ローリング内沢

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

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