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ステージ26：年末発売、オススメ新作ゲームレビュー

2005年12月09日(金)更新分

以前このコラムでも取り上げましたが、またまた、発売日まえの新作ゲームをいくつかピックアップして紹介したいと思いまっす。今回は年末発売編です。

まえにも話しましたけど、仕事柄、月に数十タイトルもの(発売前の)新作ゲームを触る機会があるんですね。ですので、ここで紹介するゲームはすべて、ボクが実際に遊んでみたものばかり。とはいえ、独断と偏見に基づいたチョイスなので、そこはご勘弁を……。まあ、購入時の参考程度に読んでくださいな。

というわけで、12月10日はXbox360の発売日。同時発売ソフトがいくつかありますが、なかでも個人的なイチオシは、『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』(Xbox360　エレクトロニック・アーツ　12月10日発売　7140円[税込])と、『リッジレーサー６』(Xbox360　ナムコ　12月10日発売　7140円[税込])。ともにレースゲームなんですが、タイプはまったく異なり、前者は、対向車を避けて走ったり、パトカーとカーチェイスしたり、街灯などの障害物を破壊したりと、公道レースならではのアンダーグラウンド感を上手にゲームの楽しさに直結させた作品。そして後者は、時速200キロオーバーでドリフトを繰り出す爽快感が味わえ、なおかつ美麗なグラフィックで光や風などの空気感までもが感じられる作品に仕上がっています。ともにシリーズものなので、前作が好きだった人なら必ずや楽しめるハズ。

それと、Xbox360本体と同時発売ではないのですが、『PETER JACKSON'S キング・コング オフィシャル ゲーム オブ ザ ムービー』(Xbox360　UBIソフト　12月22日発売　7140円[税込])も良い出来。アクションアドベンチャーゲームなんだけど、画面には体力メーターなどの表示は一切なく、表示されるのは操作方法と字幕のみ。あくまでも映画を意識した作りで、あたかも自分がその場にいるような、臨場感溢れる数々の演出が素晴らしい。ちょっとした謎解き要素もあったりして、やり込みがいもありますよ。映画ファンならオススメかも。

で、ハードが変わって、ニンテンドーDS。『おいでよ　どうぶつの森』にハマっている人も多いかと思いますが、この年末は良質ソフトがたくさん出ます。

まずは、ボクもさっそく買おうと思っている、『マリオカートDS』(ニンテンドーDS　任天堂　12月８日発売　4800円[税込])。この手の似たようなレースゲームは多いんですが、さすが元祖というツボを押さえた作り。Wi-Fi通信で世界中のプレイヤーと手軽に対戦ができるのは非常に楽しいですし、さらに、レースゲームの醍醐味でもある、抜きつ抜かれつの攻防が絶妙で、コースレイアウトやギミックなども非常に凝っています。これは対戦がハマりそう！

それとマリオ繋がりでもうひとつ、『マリオ＆ルイージRPG2』(ニンテンドーDS　任天堂　12月29日発売　4800円[税込])。前作同様、マリオとルイージが協力して謎を解いていくアクションRPGなんですが、今作からベビーマリオとベビールイージも参戦。それぞれ４人のキャラクターに対応するＡ、Ｂ、Ｘ、Ｙボタンをタイミング良く押しわける独特の操作感は、最初は戸惑うかもしれないけど馴れれば心地よさに変わります。演出や仕掛けなども秀逸。見た目にも楽しめるキャラクターの多彩な動きも良く、非常に遊びやすく初心者でも楽しめると思います。

そして、『スライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団』(ニンテンドーDS　スクウェア・エニックス　12月１日発売　4991円[税込])も面白い。基本操作は十字キーとＡ、Ｂボタンのみで、あえてタッチパネルを使用しない思い切った操作系統は非常に遊びやすい。今作より新しく追加された勇車バトルも仕掛けとして楽しく、じっくりやり込める構成。さすがと思わせる丁寧な作りが好印象の作品です。

とまあ、一気にずらずらと紹介してきましたが、気になる作品はあったでしょうか？　またオススメゲームがあったら、ここで紹介しますので、お楽しみに！