ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ237:Xbox 360の周辺機器・Kinect、ついに発売!
去る11月20日(土)、東京・秋葉原にあるヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで開催された"Xbox 360 Kinect 発売記念イベント"に、ボクも行ってきましたよ。
このイベント、ネットのニュースサイトや、テレビのワイドショーなどで広く取り上げられたのでご存じの方も多いと思いますが、SKE48の"W松井"こと松井珠理奈さん&松井玲奈さん、そしてプロレスラーの武藤敬司さんらが登場しKinectの魅力を大いにアピールしたんですよね。というか、"W松井"のふたりがめちゃくちゃかわいかったです(笑)。
そんな話題のKinectをいち早く購入しようと、お店のまえには長蛇の列ができてまして、なんと先頭の人は2日前から並んでいたんだとか! す、すごい!
そうそう、ちなみに北米では、一足早く11月4日にKinectが発売されていまして、ニューヨークのタイムズ・スクウェアで発売記念イベントが開催されたんですよね。
「I AM THE CONTROLLER(私がコントローラー)」とプリントされたTシャツを着たダンサー、およそ600人によるダンスパフォーマンスが行われたんですが、これが「さすがアメリカ!」と思わせるほどのスケールのでかさ! このニューヨークでのKinect発売記念イベントの様子は、Youtubeで見られるのでぜひ一度見てみてください("kinect Times Square"で検索すると出てくる)。
で、しかもですよ、米Microsoftの発表(11月15日)によると、Kinectの世界での販売台数が10日間で100万台に達したそうです! ……いやはや、周辺機器としては、10日間で100万台販売ってすごい数字だと思います。さらに、年末までに500万台の販売を目指すっていうんだから、この勢いはしばらく続きそうですよね。果たして、日本国内での販売台数はどのくらいなのかが気になりますが、Microsoftからの正式な発表を待ちたいと思います。
さて、これまでのゲームプレイでは味わったことのない興奮と感動が味わえるKinectですが、最初は「自分が動けばゲーム内のキャラクターも動く」という、その不思議な体験に驚き、"面白い!"と感じる人も多いと思います。その反面、人は"飽きる"のも早いですから(笑)、重要なのはそのあとだと思うんですよね。
今後は、いかにKinectの性能を上手に"遊び"として活かしたゲームが多く登場するかか大事だと思います。そういう意味では、来年の春以降あたりがターニングポイントのひとつとなりそうな気も。個人的には、「動いてビックリ(楽しい)!」ではなく、より「ゲーム(遊び)として楽しい!」作品が増えることを期待しています。
【毎月、第2・第4金曜日更新】
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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