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ステージ234：生誕30周年！　レアな筐体＆グッズが勢揃いした"パックマン展"

2010年10月08日(金)更新分

▲会場となっているアーツ千代田3331の入り口。"パックマン"のこの大きな垂れ幕が目印です。

10月２日(土)から11日(月・祝)まで、東京都内にあるアーツ千代田3331で開催されている、"パックマン展 ─ 80's to 10's ゲーム＆カルチャー"は、『パックマン』の生誕30周年を記念して行われている展示会。

1980年に発売された元祖『パックマン』をはじめ、海外で制作された『Ms.PAC-MAN』や『BABY PAC-MAN』など、非常に希少なアーケードゲームが多数展示されていまして、さらには過去30年のあいだにパソコンおよび、家庭用ゲーム機で発売された世界各国の"パックマン"のパッケージも勢揃いしてます。しかもですよ、展示されている作品の一部は、実際に(無料で)遊べるようになっているのが嬉しい！

▲レアもののアーケードゲーム筐体も多数展示。どれも無料で遊べるようになってます

また、ゲーム展示だけではなく、ほかにも『パックマン』開発当時の企画書をはじめ、各種キャラクターグッズなど、"パックマン"に関するさまざまな貴重な資料など展示されています。

たぶん、この機会を逃したら２度と見られないんじゃないかと思われるレアなゲーム機やグッズが一同に展示されており、しかも一部の映像展示作品は除きますが、それ以外はすべて写真撮影オッケーという、すばらしい展示会になっています。さらに驚くことに入場料は無料！

▲数々の"パックマン"雑学を知ることができる、"パックマントリビア"のコーナーもチェック！

ちなみにワタクシ、ウチザワさんは、この展示会の制作のお手伝いをさせていただいておりまして、"パックマン"のさまざまな雑学を知ることができる"パックマントリビア"という展示コーナーの原稿などを手掛けました。

せっかくなので、いくつか"パックマン"のトリビアを紹介しますと……"パックマン"のあの姿は、開発者である岩谷徹氏が、ピザを食べようと一切れつまんだところ、その残ったピザのカタチを見て｢これはゲームのデザインに使える！｣とひらめいた、というのは有名な話。

▲世界中の"パックマン"グッズが勢揃い。なかにはプレミアが付いているお宝グッズもあります。

ほかにも、"パックマン"がパワークッキーを食べてパワーアップするというアイデアは、ほうれん草を食べるとパワーアップする『ポパイ』からヒントを得ていたり、また、『パックマン』の開発当初、ゴーストたちはカラフルな色にすることが決まってたんですが、｢どれがゴーストなのかわからないから赤一色にすべし｣という指示が社内の上層部から出され赤一色になりかけた……という制作秘話など、思わず｢へぇ〜！｣と口に出してしまう数々の"パックマン"の雑学が(レアグッズなどとともに)展示されています。

▲家庭用ゲーム展示も実際に遊べます。懐かしのパソコンやゲーム機の本体も展示されてますよ。

ちなみに、当展示会の会場となっているアーツ千代田3331は秋葉原から歩いて数分のところにある中学校を改修してできたアートスペース。もと学校という 場所で開催されているのもおもしろいですよね。開催期間は残りわずかです。ゲームファン＆『パックマン』ファンは、ぜひぜひ足を運んでみてください〜。家 族連れで行っても楽しいですよ！

"パックマン展 ─ 80's to 10's ゲーム＆カルチャー"

日程：2010年10月２日(土)〜2010年10月11日(月・祝)
時間：12:00-19:00(８日(金)、９日(土)は12:00-21:00)※入館は閉館の30分前まで
入場料：無料
会場：アーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6-11-14)

【毎月、第２・第４金曜日更新】