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ステージ231：日本未発売！　『ROCK BAND(ロックバンド）』の魅力にハマる！

2010年08月27日(金)更新分

先日、とあるイベントで、『ROCK BAND(ロックバンド）』という海外ゲーム(洋ゲー)をプレイしたんですけど、これがもうめちゃくちゃ楽しかった〜！

『ROCK BAND』は、ハーモニクスミュージックシステムが開発、MTV GamesとEA(エレクトロニック・アーツ)が販売および流通を手掛ける、日本未発売の音楽ゲーム。プレイステーション２版、プレイステーション３版、Xbox 360版がリリースされてますが、ボクが遊んだのはXbox 360版。

画面に表示されるマークに合わせて正しいタイミングでボタンを押し、音楽を演奏するという、ま、いわゆるオーソドックスなリズムアクション系のゲームです。

プレーヤーはギターをはじめ、ベース、ドラムなどのパート(楽器)を演奏することができるんですが、ギタリストとベーシストでのプレイにはギターコントローラーを、そしてドラマーでのプレイには、ドラムコントローラーを使用します。

同じようなゲームが国内のメーカーからもリリースされていますが、『ROCK BAND』の魅力のひとつは、なんといっても楽曲の多さ。ダウンロードコンテンツとして、さまざまな曲が配信されているのをはじめ、『ROCK BAND Track Pack: Classic Rock 』や『ROCK BAND Country Track Pack』といった、追加のトラックパック(パッケージ版)もリリースされてるんですよね。

ざっとバンド名の一部を挙げてみると、レディオヘッド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ローリング・ストーンズ、ニルヴァーナ、ビースティー・ボーイズ、エアロスミス、メタリカ、オアシス、グレイトフル・デッド、さらにビートルズやX JAPANなどなど、ロックはもちろん、ヘビーメタルやポップスまで幅広く、その数、なんと1000曲以上で遊ぶことができます！

ちなみにボクが、『ROCK BAND』をプレイしたのは、東京キネマ倶楽部というイベントホール。通常はバンドなどが演奏するライブホールとして使われる場所なんですが、そこにお客さんを入れて、生バンドならぬ生ゲームを披露したというワケ。ギター、ベース、ドラムの３人協力プレイで遊んだのですが、ボクの担当はドラム。

れっきとしたライブホールなので、音響とか照明もしっかりしてるんですよ。そんななかでプレイさせて頂いたんですが、これがめちゃくちゃ気持ちよかったー。ギターやドラムなど、実際の楽器は弾けないボクですが、『ROCK BAND』は、楽器を弾いている気にさせてくれるのがすごい。リズムに合わせてボタンを押すだけのゲームっちゃゲームなんですけど、プレイ感覚は楽器なんですよね。見ているお客さんも、ゲームの音でノリノリになっていたのは驚いたなあ。しかも演奏後、アンコールまでありましたから！　ただただ、ゲームをプレイしているだけなのにアンコールって！(笑)

そういえば、先日、ロサンゼルスで開催されたE3の会場では、新作の『ROCK BAND 3』が展示されてたんですが、今度は新楽器としてキーボードが追加され、ボーカルも合わせ最大７人までのプレイヤーが同時プレイできるパーティゲームに進化しているそうです。

楽器を演奏する楽しさを上手にゲームに落とし込んだ『ROCK BAND』。いろいろな事情で日本発売は難しいみたいなんですが、どうしても遊んでみたい人は、輸入版でぜひ楽しんでみてください。音楽好きなら、これはハマりますよ！

【毎月、第２・第４金曜日更新】