ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
- Game is not Over -
ステージ229:USTREAM 放送で広がるゲーム番組の輪
なんだ、ここ数日の異常な暑さは! 猛暑続きで体がスライムのように溶けてきているんですが、今回もがんばって原稿書きまっす!
ということで、最近ハマっているのが、ライブストリーミングが楽しめる、USTREAMという動画共有サービス。みなさんご存じですよね? ま、平たくいうと、さまざまな生放送が配信&視聴できる動画サイトです。
かくゆうボクもこのUSTREAMを使って、たまーに生放送を行っているんですが(おもに、DJプレイとかですが)、パソコンとカメラ、そしてマイクがあれば、全世界へ向けて手軽に映像配信できるのが魅力のひとつなんですよね。
USTREAMのトップページへいくと、現在ライブ配信されている放送(番組)の一覧が見られるのですが、音楽、スポーツ、動物・ペット関連などのジャンルに混じって、ゲーム系の番組も多いんですよ。
ゲーム系の番組といっても、ただ単に、テレビゲームをプレイ映像をタレ流している番組もあれば、ゲームのことについてしゃべっているトークショー的な番組もあったりとさまざま。
そういえば、むかしは地上派(テレビ)で、いろいろなゲーム番組が放送されていたんですけど(『ゲームwave』とか『スーパーマリオスタジアム』とか)、いまじゃほとんどないですよねえ(CS放送で『ゲームセンターCX』をはじめとする、いくつかのゲーム番組は放送されているけど)。
それを考えるとUSTREAMのゲーム関連の番組の多さはすごい。もちろん素人が配信している番組もあるので、クオリティー的には微妙なものもあるけど、かっちりとしたテレビ番組では見られない、ゆるーいグダグダ感が逆に面白かったりするんですよね。
さらに、なかには販促を兼ねてゲームメーカーが公式で放送している番組もあったりして、こっちはこっちで公式だけあって、情報の濃さと正確さは折り紙付きだったり。
やっぱり、ゲームって静止画よりも、動いているところを見てなんぼなところもありますから、そういう意味では雑誌メディアとは異なる魅力があるんですよね(雑誌は雑誌ならではの良さがあるんだけどね)。
USTREAMは、まだまだ出来たばかり(2007年設立)のサービスですが、近い将来、ここからすごい番組(ゲーム番組)が生まれてくると思うんですよね(すでに生まれているのかもしれないけど)。そういう意味では目が離せないサービスなんですよ。
ボクもなにか、ゲーム系の番組立ち上げようかなあ? そしたらみなさん見てくれます?
【毎月、第2・第4金曜日更新】
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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