Vol.61:ロボ! 美少女! バトル! 全部入りのMMOバトルシューティング『コズミックブレイク!』
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Vol.61:ロボ! 美少女! バトル! 全部入りのMMOバトルシューティング『コズミックブレイク!』
今回は、12月19日に正式サービスが開始されたばかりの『コズミックブレイク!』を紹介します。サイバーステップの運営する本作は、以前にも紹介した『ロボ聖紀C21』のテイストを受け継いだタイトル。『ロボ聖紀C21』は個人的にも大好きで、高いアクション性や豊富なカスタマイズ性にハマった思い出があります。『コズミックブレイク!』も、そんな前身となる『ロボ聖紀C21』のテイストを受け継ぎつつ、さらに進化したシステムをひっさげての登場。また、これまでのロボとバトルという2大要素に加え、さらに美少女風ロボまで登場、という"全部入り"のタイトルになってしまいました。そりゃ、遊ぶしかないでしょう。
まずはキャラ作成で、プレイヤーが初期に操作できるロボを選ぶ。『コズミックブレイク!』に登場するロボには、空中戦を得意とする"空戦"、高い移動速度と接近戦が得意な"陸戦"、高火力と遠距離攻撃に秀でた"砲戦"の3タイプがある。初期に用意されるのは、空戦タイプの"クリムローゼ"、陸戦タイプの"ジャガーアーム"、砲戦タイプの"メガトンオー"。自分のプレイスタイルに合った初期ロボをチョイスしよう。
初期ロボを選ぶと、基本操作のチュートリアルに入る。操作は、一般的な一人称視点シューティングゲーム(FPS)のキー操作に準拠しているのでスグに慣れるハズだ。ここで注目したいのが、"ワンダービット"の存在。戦闘中に貯まっていく"WBゲージ"が満タンになると発動できるパーツで、一定時間、強力な性能で戦闘を補助してくれるのだ。本作の戦闘では、ワンダービットの使いドコロがポイントとなるぞ。
チュートリアルを終えると、本作の世界"コズミックアーク"に転送される。コズミックアークでは、3つの"ユニオン"という勢力があり、プレイヤーはいずれかの勢力に属すことになる。ユニオンは"ブレイダイン"、"ドストレックス"、"ウィズダム"の3種類。各ユニオンは、自勢力の象徴となる"アーク"を復活させるため、ユニオン同士の戦いを繰り広げている。各ユニオンの優劣や特性はないので、お好みの勢力を選ぶべし。
コズミックアークに転送されると、ユニオンから2体のロボをもらえる。本作では、3体のロボからなる"コマンドー"を編成可能。『コズミックブレイク!』の戦闘は、コマンドー単位で戦っていくシステムだ。
初めに転送されるユニオンエリアには、ユニオン間のバトルを行なうアリーナがある。さっそく対人戦に慣れるため、15対15の"ユニオンウォーズ"にエントリーした。ちなみにヌンチャクの所属ユニオンはウィズダム。神官"アイシー"が率いる、英知のユニオンだ。対戦相手のユニオンは"ブレイダイン"、我がウィズダムの勝利を目指すぞ。
ユニオンウォーズにエントリーすると、カウントダウンのあとに対戦開始。ラウンドが始まり、スタート地点から味方ロボが一斉に出撃していく。ユニオンウォーズのルールは、制限時間15分の間に、ユニオンの持つポイントが多い方の勝利。ポイントは、自ユニオンのロボが倒され、復活するごとに減っていく。ロボにはコストが設定されていて、高性能のロボほどコストがかかるシステム。初期ロボは性能が低いため、倒される回数も多くなる反面、コスト消費は少ない。一方、高性能パーツに身を包んだロボは倒されにくいけれど、ひとたび倒されると大量のコストを消費してしまう。プレイ初期は選択肢も少ないが、徐々にパーツが充実していけば、コストとプレイヤースキルとの兼ね合いが悩みドコロになってくると思う。
15対15の戦いは圧巻だった。空では空戦タイプのロボが飛び交い、陸では縦横無尽に駆け回る陸戦タイプ、高台からは砲戦タイプが撃ちまくる。ヌンチャクの初期ロボは空戦タイプ。上空から陸戦タイプを狙い撃つのがセオリーなんだけど、相手ロボのスピードについていけずにいつの間にか倒されてしまう。ちなみに操作ロボが倒されると、10秒間の待ち時間のあとにコマンドーに編成しているロボに切り替えて復活可能。陸戦タイプを選んで特攻するものの、ターゲットの懐に近づく前に倒され、砲戦タイプを選ぶと逆に陸戦タイプに翻弄されて倒される。どうやら初期ロボの性能より、プレイヤースキルが原因だった。キー! ヌンチャクが足を引っ張ったせいか、この対戦では我がウィズダムは負けてしまった。対戦終了後のスコア画面では、成績に応じたランクポイントが加算され、一定値以上になるとプレイヤーランクが上がる。ランクが上がれば、装備可能なパーツやチャレンジできるクエストやミッションの選択肢も増えるぞ。対戦を重ねてプレイヤースキルを磨き、より高性能なパーツを揃える。そしてアリーナでの活躍を目指すのだ。
ミッションは、最大5人のプレイヤー同士で協力して任務を達成するモード。ロビーでルームを作り、難易度や参加人数を設定してチャレンジできる。ミッションは、プレイヤーランクによって選べる任務が異なり、難易度が上がっていく。ヌンチャクはまず、初期から参加できるストーリーミッション"ギガンバスターズ"に参加してみた。
本ミッションでは、3人の参加メンバーで共闘して任務を進めていく。ステージが始まると、フィールド上に雑魚ロボが出現。序盤はサイズも小さくて弱い敵ばかりなので、1体ずつ確実に掃除していく。ステージが進むと、徐々に中型のロボも登場する。ひとりでは時間がかかる相手でも、協力プレイだと戦闘もスピーディーに済むのだ。ステージ終盤になると、"WARNING"表示のあとにステージボスが出現。プレイヤーロボの何倍もある巨大ロボだ。ステージボスは多彩な攻撃を仕掛けてくるので、各メンバーは操作ロボの特性を活かした立ち回りで耐久度を削っていく。無事に倒すとステージクリアーとなり、次のステージに進める仕組みだ。
"ギガンバスターズ"ミッションは全5ステージ。最終ステージにいるボス"魔動大帝 ギガンドロフ"を倒すことが目標だ。ギガンドロフは3形態まで変形するボスで、遠距離から近距離まで強力な攻撃を絶え間なく繰り出してくる強敵。スグにヌンチャクのコマンドーは全滅してしまった。コマンドーが全滅すると、ミッションを通じてストックされている"BP"を消費して復活できる。ほかのふたりのメンバーに比べて、明らかに復活回数の多いのはヌンチャクのコマンドー。このあとも、ふたりのメンバーのがんばりでギガンドロフ撃破に成功した。ミッションをクリアーすると、ランクポイントとロボの経験値、報酬のパーツなどを得られる。ミッションは多彩な巨大ロボとの戦いを楽しめ、得られる報酬も魅力的だぞ。
今回は、アリーナとミッションをカンタンに紹介しました。『コズミックブレイク!』では、このほかにもクエストや30対30の大規模対戦など、見逃せないお楽しみ要素があります。そして、本作の醍醐味でもあるカスタマイズ要素。ショップでお好みのパーツを購入して、ロボに組み込む楽しみと、スキンエディットで外観をトコトン凝れるDIY心をくすぐる楽しみが用意されてます。正式サービスが始まってまだ1週間、未プレイのヒトは自分だけのロボを作っていく楽しさをゼヒ体験しましょ〜!
ライター経歴
小松ヌンチャク
1976 年長野県生まれ。アスキー、エンターブレインより刊行されていたパソコン誌『テックウィン』編集部に在籍した後、フリーランスとなる。現在プレイしている MMORPGは『大航海時代 Online』と『World of Warcraft』。どちらもサービス開始初期から遊んでるのに、まったくキャラが育たないのはどういうことか悩み中。
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