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ステージ212：斬新なアイデアとゲームデザイン！　フラッシュゲームにお宝発見！

2009年11月13日(金)更新分

なんと、本日(コラム更新日)は、２月、３月に続いて今年３回目となる13日の金曜日ですよ！

｢なんか不吉なことが起こりそうな予感〜｣なんて思っていると、そういう目に遭いやすいので気にしないのがいちばんです！　というか、"13日の金曜日"が不吉なんていうのは、そもそも欧米の考え方ですから(ちなみに来年の2010年は８月の１回のみだそうですよ、ってボクがいちばん気にしてる!?)。

というワケで(どんなワケで？)、最近はというと、Xbox LIVE アーケードの『Shadow Complex』にハマってました(先日クリアー！)。このゲーム、ひとことで言ってしまえば、ファミコンのディスクシステムで発売された、初代『メトロイド』風のアクションゲーム。

さまざまな場所を探索してアイテムを集めることで、より行動範囲が広がっていくという"、マップを開拓していく心地よさ"と、"次々に明らかになる謎解き"が非常に楽しい作品。

 全編3Dグラフィックで描かれているものの、基本は上下左右に進んでいく2Dアクション。2Dアクションらしいカジュアルさは残しつつも、見た目は3Dグラフィックの派手さが味わえる……このギャップ？　というか新鮮さにも驚き！(ときには3Dならではのギミックや仕掛けも！)　まさにパッケージソフトとしても通用する出来映え。アクションゲーム(そして初代『メトロイド』)ファンは要チェックですぞ！

そして、ここ最近、もうひとつハマっていたのが無料のフラッシュゲーム。いちいちゲーム機の電源を入れなくても、仕事の合間に(原稿を書きながら)ブラウザを立ち上げて遊ぶことができる手軽さがいい！　そんななか、｢これは、すごい！｣と声を大にしてオススメしたい作品がいくつか！

……まずは、『SMALL WORLD』というアクションゲ ーム。操作は簡単で、矢印キー(もしくは｢W｣｢Ａ｣｢D｣キー)で、キャラクターを操ってマップ内を探索していくだけ。

最初は、主人公の周りの風景がどうなっているのかがわからないんだけど、探索していくうちに、その風景(世界)がどんどん広がっていくというゲームシステム。ドット絵で描かれたグラフィックは雰囲気が良く、これいったストーリーや物語性もないので、いろんな想像をしながら楽しめるんです。とにかく、その"演出"というか"見せ方"がすごいんです。とても不思議なゲームです。

そして、もうひとつ紹介したいのが、『Fig 8』というアクションゲーム。矢印キーの上がアクセル、下がブレーキ、左右がハンドル、シフトキーでゆっくりターンができます。真上から見た自転車を操作してどんどん右方向に進んでいくだけのゲームなんですが、グラフィックとサウンドのセンスがまさにアート！　とくに自転車の車輪の軌跡を見ているだけでも楽しく、運転するのがとても心地よいです(あ、ちなみに点滅した青丸を車輪の軌跡で囲むとそこから再開できます。いわゆるセーブポイント)！

このようなエッジの効いた作品って、家庭用ゲーム機じゃなかなかリリースされないですよね(リリースしても売れ

ないので)。まさに、無料のフラッシュゲームならでは！　なんか、ひさびさに｢ゲームってすげえな！｣と思わせてくれた作品でした。語り尽くされているようでも、まだまだ斬新なゲームの見せ方やシステムってあるんですねー。

【毎月、第２・第４金曜日更新】