ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ10:ゲームボーイミクロ、9月13日発売、価格は12000円
おおー! このコラムの原稿を書き始めようかと思っていた矢先に、任天堂の新携帯ゲーム機、ゲームボーイミクロの発売日と価格が決まりましたよ(この原稿を書いているのは8月18日の14時すぎ)。
なんと、国内での発売日は9月13日、価格は12000円(税込み)だそうで。しかも本体のカラーバリエーションは、シルバー、パープル、ブラック、ブルー、ファミコンバージョンの5種類。同梱品として、専用のACアダプタと、ゲームボーイミクロ本体が収められる専用ポーチが同梱されるとのこと。
じつは、この国内での発売日&価格が決定する前日(8月17日)、すでに海外市場でのリリーススケジュールが発表されておりまして、北米での発売日は9月19日、価格は99.99ドル(日本円で約11000円)、そして欧州での発売日は11月4日、価格は99.99ユーロ(日本円で約13500円)だったんですね。
「うーん、じゃあ国内の発売はいつになるのかなあ」なんて思っていたら、すぐさま発表ですよ。
いやね、巷では『スーパーマリオブラザーズ』(任天堂 ファミコン 1985年9月13日発売)の生誕20周年に合わせて、9月13日にゲームボーイミクロを発売するのでは? という噂もあったんですけど、まさにそれが大当たりでしたね。
ちなみに、ゲームボーイミクロが発売される9月13日には、『スーパーマリオブラザーズ』生誕20周年を記念した対応ソフト、『マリオテニスアドバンス』、『ドクターマリオ&パネルでポン』、そして『ファミコンミニ スーパーマリオブラザーズ』の再販が行われるんだって。
ゲームボーイミクロといえば、小さいながらもゲームボーイアドバンスと同じ性能を持ち、すでに発売されている700タイトル以上もの対応ソフトが遊べるのがウリ。しかもただ本体が小さくなっただけではなく、カラー液晶の性能もアップし、非常に見やすい画面になっているんですよね。
でもね、やっぱり一番のアピールポイントはそのスタイリッシュな本体デザインだと思うんですよ。アルミを使用した金属ならではの質感はもとより、フェイスプレートを付け替えれば、さまざまなカラーリング(デザイン)を楽しむことができちゃう。
まさにゲームボーイミクロって、携帯電話やiPodなどと同様、一種のファッションアイテムだと思うんですよ。持ち歩いて、見せびらかしてなんぼのオシャレギアかと。
そういう意味では、どんなデザインのフェイスプレートが出るのか、早く知りたいんですよね(フェイスプレートの詳細についてはまだ未発表)。オリジナルでフェイスプレートが制作できるキットとか発売されないかなあ。
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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