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東京ゲームショウ2005(ビジネスデー)リポート

ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー

- Game is not Over -

ステージ14:東京ゲームショウ2005(ビジネスデー)リポート


2005年09月16日(金)更新分

東京ゲームショウ2005

行ってきましたよ、千葉県の幕張メッセで開催された東京ゲームショウ2005。というか、ついさっき家に帰ったばかりなんですが……。じつはこのコラムを書いているのは、9月16日(金)の19時すぎ。ビジネスデーだというのにけっこう混んでた?。

先週の当コラムでも書きましたけど、今回のゲームショウでは、ソニー・コンピュータエンタテインメント、マイクロソフト、任天堂らがすでに発表している次世代ゲーム機に関連した何かしらの発表があるかもしれない……という期待からか、プレス関係者およびビジネス招待者も例年以上に多かった気がします。

東京ゲームショウ2005
(写真1)

で、ゆっくりと全社のブースを回ることができなかったんだけど、ビジネスデーにボクが見たものなかで、気になった作品や情報を独断と偏見でいくつか紹介したいと思いまっす?。

まずは、任天堂(岩田聡代表取締役社長)の基調講演で、次世代ゲーム機"REVOLUTION(コードネーム)"のコントローラーが公開されましたよ(写真1)。そのカタチを見てもらえればわかると思うんだけど、まるでテレビのリモコンのよう。コントローラーの先に"ダイレクトポインティングデバイス"という通信装置が搭載されていて、コントローラー本体を動かして操作することができるんだとか。つまり、コントローラー本体を剣のように振り回したり、釣り竿のように動かすことにより、いままでにない操作感覚でゲームを遊ぶことができちゃう。ちなみに"ダイレクトポインティングデバイス"はかなり高性能で、テレビ画面との距離はもちろん、コントローラー本体のひねり度合いも検出することができるというから驚き。

東京ゲームショウ2004
(写真2)

つーか、コレってPAXのパワーグローブの再来じゃないですか!? パワーグローブっつーのはですね、専用のグローブを手にはめ、テレビ画面のまえでグローブを上下左右に動かすことによって操作することができるファミコンの周辺機器なんですけど、それを思い出しちゃいました。でも、"REVOLUTION"のコントローラーの性能のほうが、パワーグローブよりも全然高いですけどね。

あと、コントローラーといえば、『バイオハザード4』(プレイステーション2)に対応したチェーンソーコントローラーっつーオモシロイものもありましたよ(写真2)。nubytechというアメリカのゲーム周辺機器を扱うメーカーの製品なんですが、いい意味で"おバカ"な周辺機器ですよ。本物のチェーンソー同様に、スタートコードをグイッと引っ張るとリアルなチェーンソーサウンドが鳴り響き、また本体を上げ下げすると主人公レオンの武器を上下に動かすことができるというもの。これスゲー!

東京ゲームショウ2005
(写真3)
東京ゲームショウ2005
(写真4)
東京ゲームショウ2005
(写真5)

また、同じくアメリカのnykoというメーカーのコントローラーもオモシロかった(写真3)。これはパソコン用のコントローラーなんだけど、グリップ部分から風が出るので汗をかいても大丈夫っつー商品。さらにニンテンドーDSを持ちやすくするグリップ(写真4)や、スピーカーが付いたPSP用のシアターケース(写真5)なんてのも展示されてました。

東京ゲームショウ2004
(写真6)
東京ゲームショウ2004
(写真7)
東京ゲームショウ2004
(写真8)
東京ゲームショウ2004
(写真9)

コントローラーや周辺機器だけでなく、もちろん肝心の新作ゲームもチェックしてきましたよ。まずはナムコブースに出展されていたXbox360用のレースゲーム、『リッジレーサー6』(写真6)。空気感というのかな、ゲーム画面から暑さや寒さ、また臭いまでもが伝わってくるほどの緻密で美麗なグラフィックに驚きですよ。シリーズ同様、ドリフトばりばりの爽快感は健在で、『リッジレーサー』ファンならば納得の出来かと。

また、セガのニンテンドーDS用タイトル、『赤ちゃんはどこからくるの?』(写真7)もプレイしてきました。ベースは前作にあたる『きみのためなら死ねる』と同じゲームスタイルなんだけど、今作ではニンテンドーDS本体を横にしたり、逆さにしたりと、持ち替えながら遊ぶ要素が満載でした。グラフィックも前作同様スタイリッシュでカッコイイですよ。

あとですね、まったくのノーマークだったんですけど、PSP用のアクションゲーム『バイトヘル2000』(写真8)が良かった?。まき割り、ひよこ鑑定、1000本ノックなど、いろんなアルバイト(ミニゲーム)が詰まった、おバカなゲーム(もちろんいい意味で)なんですが、じつはこれ以前プレイステーションで発売された『グルーヴ地獄V』という作品のミニゲーム部分をパワーアップさせたもの。こーいう、ヘンなゲーム大好き。

ほかにも、日本語、英語、中国語、韓国語の音声変換が可能なPSP用のコミュニケーションツール『Talkman』(写真9)とか、変わったソフトもありましたよ。

とまあ、つらつらと書き出すとキリがないのでとりあえずこのへんで。今回紹介した作品(タイトル)のチョイスは、かなり独断と偏見になってしまいましたが、そこはご勘弁。つーわけで、また17日もゲームショウに行ってきます。またまた気になった作品が見つかれば、次回の当コラムで紹介するかもしれませんので、ぜひチェックしてみてくださいな。

その他の写真
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ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

ライター経歴

ローリング内沢

ローリング内沢

1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。

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