ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ131:2月1日発売号で、『週刊ファミ通』通巻1000号達成!
みなさん、ゲーム雑誌の『週刊ファミ通』って知ってます? 聞くだけヤボかな? その『週刊ファミ通』が、なんと2月1日発売号で通巻1000号を達成するそうで! いやはや、1000号ってすごい! 1000冊ですよ、1000冊。
そもそも『週刊ファミ通』は、パソコン誌『ログイン』のいちコーナー記事("ファミコン通信"という記事名)として誕生したのが始まりなんですよね。
その"ファミコン通信"という記事が『ログイン』から独立し、1986年に雑誌として創刊されたのが、『週刊ファミ通』の前身となる『ファミコン通信』なんです。創刊当初は週刊ではなく、隔週刊でした。
その後、1991年に週刊化され、のちの1995年末に誌名を『ファミ通』に変更、現在の『週刊ファミ通』になったというワケ。
このボクも、現在はフリーライターですが、元『ファミ通』の編集者。ボクがファミ通編集部で働き始めたのは、1989年。初代ゲームボーイが発売される数ヵ月まえ。
当時、『スーパーマリオランド』(ゲームボーイ 任天堂 1989年4月21日発売 3800円【税別】)の取材のため、先輩と一緒に新幹線に乗って京都の任天堂に行ったんですが、発売前のゲーム(しかも新しいゲーム機)で遊べるということもあり、すごく嬉しかったのを覚えてます。だって、いまと違ってゲームショップへ行っても試遊台なんてものはほとんどなかったし、ましてや体験版ソフトなんてものも皆無。ゲーム好きにとって、発売日まえのゲームが遊べるなんて夢のようだったんですよね。
そんな編集部で十数年働き、いまのボクを育ててくれたといっても過言ではない『週刊ファミ通』が1000号を迎えるのは、すごく感慨深いモノがあります。
で、Wazap!ユーザーのなかにも『ファミ通』ファンがいると思いますが、このたび『週刊ファミ通』通巻1000号を記念して、ラジオ番組の『オールナイトニッポン』とコラボレーションをし、2008年2月1日の25時〜27時にかけて公開生放送を行うとのこと。
番組タイトルは『よゐこのオールナイトニッポン ゲームナイトニッポンスペシャル』。"ゲーム"をテーマにした番組で、スタジオでは歴代ゲーム機のゲームが自由に遊べ、また過去の『ファミ通』を閲覧することもできるんだとか。
1月28日までの締切で、現在公開生放送の参加者を募集してます。気になる人は、"ニッポン放送EVENT"ホームページ(http://event.1242.com/)をチェックしてみてくださいな!
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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