おとなも、こどもも おねーさんも! 『MOTHER3』発売は2006年春!
- トップ
- ゲームニュース
- ローリング内沢コラム:ゲーム イズ ノット オーバー
- おとなも、こどもも おねーさんも! 『MOTHER3』発売は2006年春!
ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
- Game is not Over -
ステージ22:おとなも、こどもも おねーさんも! 『MOTHER3』発売は2006年春!
数年前、ニンテンドウ64で開発が進められていたのにも関わらず、諸事情で開発中止になってしまったRPG、『MOTHER3』。しかし、その後、対応ハードをゲームボーイアドバンスに移し開発が進んでいると発表されたのがおよそ2年前。それから何の音沙汰もなかったわけなんだけど、ついに発売のメドが立ったみたい。
先日、立ち上がったばかりの『MOTHER3』公式サイトによると、『MOTHER3』の発売日は2006年春予定で、価格は4800円[税込]とのこと。現状、発売予定日と価格だけの発表だけだけど、その反響は大きく、ゲーム雑誌はもちろん、各ゲーム情報サイトや一般のニュースサイトなどでも報道されているほど。
いや?、それほどまでみんなが待ち望んでいたタイトルってことですよね。よし、じゃあせっかくの機会なので、今回は『MOTHER』シリーズの歴史を振り返ってみたいと思います。
まず、シリーズ第1作となる『MOTHER』が発売されたのが1989年のこと。対応ハードはファミコンでした。すでに16年もまえですよ。当時生まれた赤ちゃんは、もう高校生でしょ? 時代を感じますよねえ。
「エンディングまで泣くんじゃない」というキャッチフレーズが印象的で、また当時は、中世を舞台に剣と魔法で戦うRPGが中心だったんですけど、『MOTHER』はアメリカの田舎町が舞台。アイテムはデパートで購入し、魔法の代わりに超能力(PSI)を使うという目新しい設定にも驚かされたものでした。
そんなシリーズ1作目をパワーアップさせ発売された続編が、『MOTHER2 ギーグの逆襲』。1994年発売で、対応ハードはスーパーファミコン。前作以上に、ストーリー、登場人物、イベント……などなど、多岐に渡って心に響くような小ネタが仕込まれており、涙や笑いを誘う素晴らしい作品に仕上がってました。この『MOTHER2 ギーグの逆襲』から、『MOTHER』シリーズのファンになったという人も多いみたい。
そしてその後、2000年発売予定でニンテンドウ64用の『MOTHER3 豚王の最期』の開発に着手。ゲーム雑誌にも開発途中の画面が掲載されたりもしたんだけど、事情により発売中止に。
で、2年前の2003年、『MOTHER3』の開発再会が宣言され、さらに『MOTHER』と『MOTHER2』のリメイク(カップリング)作品である『MOTHER1+2』がゲームボーイアドバンスで発売。
まあ、ざっくり流れをまとめるとこんなカンジです。ともあれ『MOTHER1+2』が2年前に発売されたといっても、前作の『MOTHER2』の発売から10年以上も経過してるんですよね。『MOTHER3』の発売のメドが立って、やっともやもやした気持ちが晴れた感じ。ほんと次の情報が待ち遠しいですよ。
続報が入り次第またお伝えしますので、ファンならずともクビを長くして待っててくださいー!
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
過去のコラム
- 12月2日
- ただいま『ぶつもり』生活、堪能中!
- 11月25日
- 意外にハマった『だれでもアソビ大全』
- 11月18日
- 『おいでよ どうぶつの森』……ええ、もちろん行きますとも!
- 11月11日
- おとなも、こどもも おねーさんも! 『MOTHER3』発売は2006年春!
- 11月4日
- 『ワンダと巨像』の興奮冷めやらず
- 10月28日
- 『バイトヘル2000』をいち早く遊んでみた
- 10月21日
- 『4つの剣』の楽しさをみんなに!