ローリング内沢のゲーム イズ ノット オーバー
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ステージ66:東京ゲームショウ2006でプレイステーション3初体験!
あー、さてさて、去る9月22日?24日(22日はビジネスデー、22日・23日は一般公開日)の3日間、千葉県の幕張メッセで開催された、東京ゲームショウ2006に行ってきましたよ?。
今年のゲームショウは、なんと10周年を迎えたということもあり、その展示規模は過去最大。さらに発売前のプレイステーション3のゲームが実際に遊べる、ということもあって、めちゃくちゃ盛り上がってました。人気ゲームを遊ぶために、待ち時間1時間30分なんて当たり前。そんな大盛況のなか、ボクもいくつかプレイステーション3のゲームを遊んできましたのでレポートしたいと思います。
で、もうすでにご存じのみなさんも多いかと思いますが、じつは東京ゲームショウの初日(22日)に、プレイステーション3の価格改定があったんですよ。これにはビックリしましたねえ。
これまで20ギガバイトのハードディスクを搭載したモデルは、62790円【税込】とアナウンスされてきましたけど、それがなんと49980円【税込】と10000円強も安くなったんですよ。さらに、新たにHDMI端子も実装されることも判明。これにより、60ギガバイトモデルの価格(オープン価格)の実勢価格も下がりそうな予感ですよ。
そんなプレイステーション3の実力をまじまじと見せつけてくれた作品はといいますと、リアルドライビングシミュレーターの『グランツーリスモHD』(プレイステーション3 ソニー・コンピュータエンタテインメント 2006年12月発売予定 価格未定)。まるで実写と見間違えるほどのハイクオリティーなグラフィックには本当に驚き。会場では、ハンドル型のコントローラーでゲームをプレイしたんですけど、操作感はもちろんそのビジュアル的にも実際のクルマを運転しているカンジでした。
さらに、ゲームショウ当日まで発表されなかった隠し玉、『flOw(仮題)』(プレイステーション3 ソニー・コンピュータエンタテインメント 発売日未定 価格未定)も個人的に気になった作品。深海にただよう微生物を操作し、どんどん進化させていくという一風変わったゲームでして、そのキャラクターの操作は(6軸検出システム搭載の)コントローラーを前後左右に傾けて行うというもの。ゲーム内容、そしてその操作感ともに、とても不思議な作品でした。
また、『MotorStorm?モーターストーム?』(プレイステーション3 ソニー・コンピュータエンタテインメント 2006年12月発売予定 価格未定)も面白かったです。車体をぶつけてライバルカーを破壊したり、はたまた追突して谷底へと落としたりしてゴールを目指す、何でもアリのレースゲームなんですが、マシンがへこんだりパーツが取れたりするさまはすごくリアル。とくに、マシンが爆発しドライバーが車体から放り出される場面は、リアルすぎて思わず笑ってしまうほどの出来。このハチャメチャぶりはゲームをせずに端で見てても楽しめます。
ゲームの楽しさはグラフィックだけにあらず……ですけど、でもここまでハイクオリティーなビジュアルを見せつけられちゃうと、やっぱり「すげえ面白そう!」と思っちゃいますよねえ。そんなこんなで、値段も安くなったプレイステーション3ですが、みなさんは買います? それともひとまずは様子見?
ライター経歴
ローリング内沢
1970年、東京生まれ。ライター、エディター、コラムニスト、ゲーム批評家。ゲーム情報誌『週刊ファミ通』、『ファミ通Wave』(ともに株式会社エンターブレイン)の編集者を経て、2000年よりフリーとして活動。得意分野はゲーム、クラブミュージック、グラフィックデザインなど。また趣味が高じて、クラブDJとしても暗躍中。
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